策士・田口隆祐がマスター・ワトのポテンシャルを引き出した！

策士・田口隆祐がマスター・ワトのポテンシャルを引き出した！

新日本プロレスが誇る天才、鬼才、変態。田口隆祐選手がいよいよマスター・ワト選手の才能を開花させようとしています。

新日本プロレスの「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE 2021」で“シックス・オア・ナイン”のマスター・ワト選手が躍動しました。

2021年8月9日の後楽園ホール大会では3連覇チーム“ロッポンギ3K”を相手に快勝。自信が持つ才能を遺憾なく発揮し、チームの勝利に貢献しました。生え抜きの先輩を破る大金星です。

田口隆祐選手いわく、今回の“シックス・オア・ナイン”は前回の“ワン・オア・エイト”とは一味違うとのこと。

これまでプリンス・デヴィッド選手やリコシェ選手、ACH選手、ロッキー・ロメロ選手ら身体能力抜群の“ガイジン”レスラーと組んだ経験から一歩下がってのサポートを信条としてきたが、今回は別。

自身が目立ちまくることでマスター・ワト選手に眠る可能性を広げるのが狙いだったそうです。

これがハマりました。新技となる鉄柱超えのノータッチ・トペ・コンヒーロを初披露。

これで一気に流れを引き寄せました。

勝利後のマイクでは「2人の合体」とお尻に何かを入れている疑惑が晴れない田口隆祐選手との意味深な発言も飛び出すなど気合も十分。

新日本プロレスジュニアに新しい可能性が炸裂する！？

驚愕！ ワトが鉄柱越えノータッチトペコン爆発！

最後は、田口との“どどん＆RPP”合体連携でYOHを撃破！

3Kは悪夢の3連敗…!!

8.9後楽園ホール大会の結果はコチラ！
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年8月9日

自由にやらせる意味

現代っ子のマスター・ワト選手。凱旋帰国後はディーバとして天山広吉選手がセコンドに立ち、叱咤激励を送ってきました。

破壊力抜群の“猛牛殺法”を受け継ぎ、多くの期待が集まるも中々その可能性が爆発できずにふつふつとした日々を送ってきたことでしょう。

今、思えば少し過保護すぎたような気もします。

ヤングライオンを卒業しても本隊の先輩たちと一緒に居続ける。雑用は卒業したとしても多少のストレスはあったに違いありません。

素直ように見えてマスター・ワト選手はやはりプロレスラーです。

あぁ見えてとにかく我が強い。そして、オリジナリティがある。

彼のポテンシャルを発揮させるには、後ろから支えるよりも前から引っ張る方が合っていたのかもしれません。

メキシコ→本隊の先輩

田口隆祐選手はメキシコ遠征を経て、新日本本隊に所属したいわば直属の先輩です。階級もジュニアですからね。時代は変わっていると言っても色々な経験や言葉が学びにつながるのは間違いありません。

そんな彼がマスター・ワト選手をより輝かせるために選んだのが、自らが前に出ることでした。

今シリーズは中邑真輔選手が着用していた“キング・オブ・ストロングスタイル”Tシャツをオマージュした新作Tシャツに王冠を被っての入場。

海の向こうで大活躍している同期のオマージュを炸裂させるも、「スーパージュニアタッグリーグ」に関しては「調整失敗」。

僕が新日本プロレスにハマった2017年から一度も調整に成功していないのですが、いつかは調整に成功した姿を見ることができるのでしょうか...。

そんなことはさておき、自らが前に出ることで目立ちつつ、マスター・ワト選手の鎖を解き放った田口隆祐選手。

この日も必殺技の“どどん”を決め、マスター・ワト選手のRPPをサポートしました。

目立つところは目立ち、引くところ引く。

完全なるリング上でのテクニックで“ロッポンギ3K”の優勝の芽を摘みました。

その後のバックステージでは「田口「さぁ、つぼみが、つぼみが開きかけましたよ。花が、花が開きかけました。わらべ、わらべ・ワト」とまだ謎のキャラクターを披露。

つかみどころのない昼行灯が今回のタッグリーグを引っ掻き回すのは間違いありません。

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俺たちの高橋裕二郎

さて、最後に。

本日の横浜武道館大会で“俺たち”の高橋裕二郎が現「IWGP世界ヘビー級王者」鷹木信悟選手とスペシャルシングルマッチを戦います。

バックステージでは「オイオイオイ、どいつもこいつも情けねぇなオイ！ あんな、ヨソから来た外様の大将によぉ、いいようにやられちゃってよぉ。明日、アイツからキッチリ3カウント取ってやるよ！ なぁ、鷹木！」と気合十分に3カウントでの勝利をアピールしています。

この試合、色々期待しかないんですよね。

本気の高橋裕二郎選手が出るのか。それともEVIL選手が乱入してくるのか。

正座で待機しながら楽しみにしたいと思います。

それにしてもYOH選手が心配ですね...。

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