YOHの再起はSHOとの“ロッポンギ3K対決”に懸かっている?
YOHの再起はSHOとの“ロッポンギ3K対決”に懸かっている?
「スーパージュニアタッグリーグ」4連覇を懸けて臨んだ“ロッポンギ3K”ですが非常に厳しい状況となっています。
石森太二選手&エル・ファンタズモ選手、ロビー・イーグルス選手&タイガーマスク選手、田口隆祐選手&マスター・ワト選手を相手に悪夢の3連敗。
例年、リーグ戦やトーナメント、一発勝負のタイトルマッチにはめっぽう強いイメージのあった“ロッポンギ3K”が窮地を通り越して、崖の下まで叩き落とされました。
2021年8月10日に開催された「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE 2021」横浜武道館大会でも“バレットクラブ”の前に敗戦。
YOH選手がEVIL選手のダースネススコーピオンデスロックの前に無念のタップアウト。解説席のミラノ・コレクションA.T.さんも思わず「粘れるだろ!」と声を荒げるほどにアッサリと負けてしまいました。
試合を見ていた僕も「少し早かったなぁ...」思うほど。以前までのYOH選手であれば...と頭を抱える結果が続いている。
解説席、対戦相手、心ないファンから厳しい目を向けられているYOH選手をただ1人隣で支え続けるSHO選手。
2人の行く末はどうなるのか...。
諦めないSHOと、うなだれるYOH
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年8月10日
すれ違うROPPONGI 3Kのコメントは…
SHO「YOHさん、まだ諦めるのは早いっすよ。1つでも、いや2つとも取りに行きましょうよ…」
YOH「未来なんて変えられないよね……変えれるわけないよ…。今の俺はさ、穴が空いてんだよ」
全文は
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心に穴が空いてる
YOH選手の選手の現状を端的にまとめると以下になります。
- 入場時から以前ほどの覇気がない
- 顔色が優れない
- 試合開始直後はリズムに乗れていない
- SHO選手とのコンビネーションは変わらずいい
- マットを右脚で鳴らすパフォーマンスは健在
- 3K(合体技)が上手く決まらない
- 終盤になると勢いが落ちる
復帰後、攻めのSHO、受けのYOHが分かりやすくなり、これまでの“ロッポンギ3K”をさらに進化させたようなスタイルになっていたが、現在はそういった戦い方も消えています。
本人にしか、本人にも
正直、いいところが無く終わっているため印象が非常に薄いのだ。どうしてこうなってしまったのでしょうか。
- YOH選手が現在の拍手だけの試合様式に慣れていないため、ファイティングスピリッツが込み上げて来ない
- 実は脚の調子が非常に悪い
- 暑さにやられている
などいろいろと考えたが、メンタルの不調だけは本人にしか分からない。いや、本人にも分からないはずです。
この日の試合後に残したコメントでも「心に穴が空いている」と語っています。
SHO「今になって、ようやく気付いたよ。3連覇してる最中じゃ気付かなかった、この“勝ち点2”の重さ。1勝して得られる“勝ち点2”。それが、こんなにも、こんなにも、重く意味のあるものだったとはな。3連覇、いや、4連覇とかしてたら、そこに気付く間もなかったかもしれない。でも今は俺たち、それが重々分かってる。だからこそ、あとリーグ戦、公式戦2つ残ってる。YOHさん、まだ諦めるのは早いっすよ。1つでも、いや2つとも、取りに行きましょうよ。
まだまだ。次、もしこの勝ち点が取れれば、俺たちが今見失ってるもの、何かの答えが見つかるかもしれない。だからこそ、まだまだ勝ちを取りに行きます。YOHさん……」
YOH「(※途中で呼びかけられた時に少し顔をSHOに向けたが、また元に戻り、うなだれたままで)分かんねぇんだよ……。分かんなくて……巻き戻したくて。最初っから……。これ、何か違くて、すげぇ変でさぁ。この感覚も分かんなくて……。未来なんて、変えられないよね。(※しばらく沈黙)変えれるわけないよ」
SHO「(※YOHの言葉に首を横に振る)」
YOH「今の俺はさぁ、穴が空いてんだよ(※と言いながら、一人で立ち去る)」
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万が一の予想
僕は最近、こうなる!などの予想を書くことがメッキリと減りました(全然あたまでは予想してるので、読みたいニーズがあれば教えて下さい)。
が、今回は久しぶりに少し予想を書いてみたいと思います。
恐らく...“ロッポンギ3K”は今回の「スーパージュニア・タッグリーグ」全敗です。
勝つとすれば最終戦の外道選手&ディック東郷選手ですが(今の状態で金丸義信選手&エル・デスペラード選手に勝てるイメージはないですからね...)、ここで何か事件が起きる気もするんです。
全敗という結果に直面した時、SHO選手は何を思うのか。
燃えないYOH選手に火をつけるためにできることは、SHO選手の火の玉ストレートをぶつけることだけです。
本気でぶつかって、答えてもらう。今後どうするのか。
実はこの2人、昔からバックステージでもほぼ会話してないんですよね。
SHO選手が喋った後にYOH選手が喋る。無言で相槌を打つ。これの繰り返しでした。
実際、リング上でもコンビネーション以外での連携が少ないんです。
金丸義信選手とエル・デスペラード選手がバックステージで掛け合いを見せているのとは対照的と言えるでしょう。
2人が本気でぶつかって、もう一度上を目指すか。それとも右と左で分かれるのか。
最終戦後の動きも含めて“ロッポンギ3K”からは目を離せません。
まぁ、実際タッグチームは一生言われる謎の関係になるので一度別れたくらいでは何にも心配はないんですけどね。
“テンコジ”なんて団体が別れても復帰しているわけですから。
“ロッポンギ3K”の成長の前に現れた壁だと思って今は沢山応援したいです。
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