上村優也は「RESURGENCE」で新技・新コスチュームを魅せるか?

上村優也は「RESURGENCE」で新技・新コスチュームを魅せるか?

2021年8月14日(日本時間は15日)に開催される「カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents RESURGENCE」へエントリーしている上村優也選手。

永田裕志選手のツイートで今まさに旅立ちの瞬間を確認して「頑張って!!!」と思っていました。

そこに棚橋弘至選手も映っていたことで「これはひょっとすると遠征先はアメリカで、棚橋弘至選手と一緒に渡米するのか?」と思っていたら、「RESURGENCE」に出場するんですね。ビックリしました。

海外遠征に旅立ったヤングライオンと言えば、分かりやすくビジュアルが変わる傾向があります。

黒パンツ、黒シューズから一転。髪型も染めてみたりと色々な変化があるケースが多いです。

マスター・ワト選手がカワトサンとしてCMLLのリングに上がった時はパンタロン。

グレート-O-カーン選手はイギリスに“密航”した時からグレート-O-カーン選手のままだ。壮行試合ところか、失踪するように海をわたり、海外遠征時のキャラクターで帰ってくること自体が規格外過ぎるので彼のことはさておき。

海野翔太選手も白を基調にライオンマークの入ったコスチュームを着用している。

では、上村優也選手はどうなのだろか。アメリカでの第1戦となると色々な妄想をしてしまう。

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LA道場を拠点にするか?

海外遠征はレスラーによって傾向が大きく変わる。例えば、高橋ヒロム選手はイギリス、メキシコ、アメリカの3カ国を経験しています。

“ロッポンギ3K”のYOH選手とSHO選手もメキシコとアメリカの2カ国を拠点に。

一方で、EVIL選手はアメリカ、マスター・ワト選手はメキシコ、グレート-O-カーン選手はイギリスと一つのところで己を研鑽し続けるタイプもいます。

辻陽太選手がメキシコ一本だとすると、上村優也選手は色々な地域を周りプロレスをするような気がしますね。

そうなると最初の拠点がアメリカなのは大正解ではないでしょうか。

柴田勝頼選手率いるLA道場であれば、環境をガラッと変えつつ今からは試合も組みやすいはず。

試合の中でしか学ばないことが沢山あります。LA道場に身を置いていれば、AEWを含めて数多くの団体を経験できる可能性もあり、素晴らしい経験を積めるはずです。

一方で、LAを拠点にした場合、コスチュームを含めたビジュアルがどうなるのか問題はあります。

 

成田蓮の存在

前述した海外遠征組の中で唯一分かりやすくビジュアルが変わっていないのが成田蓮選手です。

柴田イズムの継承者。そんな漢の道を歩くことが運命付けられたのか「黒パンツ、黒シューズ」のままです。勿論、黒髪。

実際、ビジュアルも一部を除いた技もヤングライオンのままだったりします。

色んな色を混ぜるよりも新日本プロレスの色を追求していく。そんな育成方式が彼の試合を見ると伝わってくるんですよ。

上村優也選手はどうなるのでしょうか。LA道場に拠点を置くとなると、先輩からの目も気になるところ。「お前チャラチャラしてんな」とは言われたくないものです。

 

「RESURGENCE」でどんな上村優也選手が飛び出すのか。ここも楽しみにしたいですね。

変えるか、変えないか

「ここまで短期間じゃそもそも大きく変えられない」

いやいやそんなことないんです。グレート-O-カーン選手はいきなりグレート-O-カーン選手でしたから。

何の前触れもなく急にグレート-O-カーン選手は誕生したのです。まるで、ずっと前から活躍していたレスラーのように。

物事は一瞬で変えられます。

上村優也選手がガラッと変わっている可能性もゼロではありません。

流石に髪を染めるのは厳しいかもしれませんが、新コスチューム、新技が飛び出す可能性は十分にあるんです。

ただ、LA道場からの発信だと育成方針的にいきなりは変わらない可能性もあります。

「今の上村優也がどれだけ世界に通用するのか」

ここを見定める時間も必要だったりしますしね。

ただ、やっぱりオカダ・カズチカ選手が残した海外遠征の心得だけは絶対に忘れてはいけません。

改めて僕もここに残しておきます。いよいよはじまる「上村優也・第二章」。

ここからが本当のスタートです。

まあね、オレから海外遠征の秘訣というものを言わせてもらえば、楽しんでよ。別に強くなるだけだったら海外に行く必要はないんだよ。でもさ、海外で何が生きるって、その国の対戦相手と戦うことであったり……まあそれも別にこっちで外国人選手と戦えば、外国人選手に学べば日本でも十分強くなることはできる。ただ、海外に行くことによって、いろんな人と触れ合って、いろんなものと触れ合って、それで新しく自分の感性を磨いて、そういうものがプロレスに出てくるから。レスラーってさ、人生が投影されるもんだと思っているから。これは海外で凄い大事なことなんじゃないかな。もちろん海外に行けば差別だってあるよ。ここ日本にいれば感じられないようなことだってあるよ。新日本プロレスだから守られるものもあるだろうし、新日本プロレスというものがなければ誰にも守ってもらえないような状況なんで、そこはハングリーでいてもらって。この新日本プロレスのこの状況で海外に行って、ハングリーさまではないと思うよ。でも、そこを持てるかどうかが凄い大事なことだと思うし、君たちはこうして壮行試合を終えてしまうと、『ヤングライオンだから』という言い訳は通用しなくなるから。『ヤングライオンだから負けてしまった』、『ヤングライオンだから……』っていうのはもうないからね。もう人間で言えば大人になったのと一緒だよ。誰ももう面倒は見てくれない。自分の足でしっかり立って、しっかりと踏みしめながら、まあ海外遠征頑張ってよ。

成功する人もいれば成功しない人もいるし、それはしょうがない。プロレスの世界だから。甘くないから。特にこの新日本プロレスではね。まあ、頑張ってよ、新日本プロレスを盛り上げられるように。まあ、オレほどにはならないと思うけど、期待して待ってます」
出典:新日本プロレス

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