“GBH”矢野通が「KOPW2021」で降臨するか?
“G.B.H”矢野通が「KOPW2021」で降臨するか?
2021年8月「映画『ゴジラvsコング』PresentsSUMMER STRUGGLE 2021」後楽園ホール4連戦も折り返し地点に入った。
第一試合に行われている“新ヤングライオン”大岩 陵平選手VS藤田晃生選手のシングルマッチは連日の引き分け。
バラエティに富んだキャラクター性が全面に出るようになった新日本プロレスの中で、キャラクター性や個性などをかなぐり捨てて、目の前の男を倒すことだけに集中している様は異質であり、非常に見応えがある。
ここまで来たら4連戦でどちらかが先に白星を挙げるのかが見ものである。
そして、大きく気になりだしていることがある、
「KOPW」の申し子として君臨していた矢野通選手だ。
現在では“敏腕プロデューサー”としてコミカルな雰囲気を出しているが、その昔は“泣く子も黙る極悪非道のヒールユニット GBH”のナンバー2だった、過去を持つ。
現在の「KOPW2021」トロフィー保持者であるチェーズ・オーエンズ選手はその時代の矢野通選手を引き出そうとしている。
金色の夜叉と呼ばれてた大ヒール。
そんな恐怖の大王を呼び起こす理由とは何なのだろうか。
オーエンズ「(矢野に)お遊びは終わりなんだよ! メットライフドーム、ケンカ上等だ! 俺は覚悟できてるぞ! G.B.H時代のヤノをリングで見せろ! 俺が闘いたいのは当時のお前だ!(※日本語で)コレハボクノKOPWトロフィーデス!」
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年8月25日
コメント全文はhttps://t.co/DnshhxseyR#njsst pic.twitter.com/WKRy4RKDOR
チェーズ・オーエンズの狙い
新日本プロレスをしばらく見ているとこんなフレーズを聞いたことがあるかもしれない。
「昔の田口隆祐と戦いたい」
現在の“お尻おじさん”田口隆祐ではなく、プリンス・デヴィッド選手と“Apollo 55”を組んでいた頃。
つまりは(いい意味で)真面目に戦っていた頃の田口隆祐選手と戦いたい、これが相手レスラーの願望である。
ここには2つの意味があると推測される。
後輩からの発言だった場合は、純粋に憧れていた相手と肌を合わせたい。そんな感情があるに違いない。
もう一つが変幻自在な今のキャラクターの田口隆祐選手は手に負えないので、正統派を呼び覚ますことで戦いやすくする。そんな狙いがあると予想できる。
長い名乗りを書き起こしてみる
チェーズ・オーエンズ選手の話に入ろう。
彼は明らかに矢野通選手を挑発している。
- バージニア州 ブリストル出身 地元のスーパーヒーロー
- キング オブ オールド スクール
- ニックネームはサザンシューター
- 大好評発売中 KOPW獲得記念Tシャツもよろしくね
- KOPW2021 保持者
- テキサスヘビー級チャンピオン
と矢野通選手並みに長い名乗りがあったかと思えば、翌日は速攻で強襲を入れてきた。
これは恐らくだが、ヒールのラフファイトよりも普段の矢野通選手の方が読めないため、こうして過去を掘り起こそうとしているのではないだろうか。
オーエンズ「ヤノ、これでやっと俺の本気度がお前にも伝わったか? お遊びは終わりなんだよ! メットライフドーム、ケンカ上等だ! 俺は覚悟できてるぞ! G.B.H時代のヤノをリングで見せろ! 俺が闘いたいのは当時のお前だ! (※日本語で)コレハボクノKOPWトロフィーデス! (※英語に戻して)俺からこのトロフィーを取り上げられると思ったら大間違いだ! お前にできることは何もない!」
金髪の夜叉
もしも、金髪の矢野通選手が登場するとしたら、2017年11月5日以来となる。約4年の時を超えて“金色の夜叉”が帰ってくるとなれば一大事である。
まず、チェーズ・オーエンズ選手は「やめておけばよかった...」と思うほどに怖い。金髪時代の矢野通選手はマジで怖い。
そして、普通のラフファイトではなく、ヤバいラフファイトを仕掛けてくるに違いない。
メットライフドームまでの前哨戦は昨日で終了。ここから矢野通選手がとんなマジックを仕掛けてくるのか。
大会当日を楽しみにしたい。
→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】