高橋ヒロムから自己肯定感の作り方を学ぶ
高橋ヒロムから自己肯定感の作り方を学ぶ。個人的にまさかの敗戦だった。
2021年9月5日に新日本プロレスが「カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents WRESTLEGRAND SLAM in MetLife Dome」を開催。セミファイナルには大胸筋断裂の怪我から復帰した高橋ヒロム選手とロビー・イーグルス選手の「IWGPジュニアヘビー金選手権試合」がくまれた。
新日本プロレスがSNSで行っていた勝敗のアンケートを見ると、明らかに高橋ヒロム選手に投票が偏っていた。
いよいよ新日本プロレスジュニアのカリスマが帰ってきた。
彼ならまた一発で“ベルトさん”を迎え入れるに違いない。
そんな空気がぼんやりと漂っていた。
エル・デスペラード選手からギブアップ勝ちをもぎ取った影の実力者は今回もじっくりと獲物を狙い、仕留めた。
ロビー・イーグルス選手は強い。明らかに強かった。
敢えて言うが、ほぼ高橋ヒロム選手の完封負けといった印象。ブランクが問題なんじゃない。チャンピオンが強かったのだ。※ロビー・イーグルス選手の強さ、巧さについては後日ここで公開する。端的に言うとVSジュニアの戦い方を論理立てて高みまで押し上げたのがロビー・イーグルス選手のプロレスだと僕は考えている。
本当に悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい
— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) 2021年9月5日
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でも頑張る!俺が敗者だ!
#njwgsDay2
ストレス解消の秘訣
敗戦後。高橋ヒロム選手はバックステージで吠えまくり、SNSでも心に溜まっているものを吐き出しまくっている。
ロビー・イーグルス選手のロンミラー・スペシャルが炸裂し、「チクショーーーー!!!!」と叫びながら何度もマットを叩いた。
復帰したばかりで勝てるほどロビー・イーグルス選手は甘くなかったのではない。単純に“スナイパー・オブ・ザ・スカイ”が強すぎだのだ。
高橋ヒロム選手はDOUKI選手との復帰戦後に「ジュニアとヘビー」の違いについて説いていた。
それが達成できていない。自分はこの試合に満足していないと嘆き叫んだ。
ヒロム「(※ヨロヨロとインタビュースペースに着くと、机の前に倒れ込んで)ジュニアと、ヘビーの違い、見せれたか? 見せれてねぇだろ! アーッ! クソーッ! クソー、クソー、クソー、クソーッ! ダメだーっ! 俺はダメだーっ! クソだ! 俺なんてダメだ! 俺なんて結局何もできねぇんだよクソーッ! アーッ! 何やってもダメだ! 何やっても説得力のない俺! アーーーーーッ! アー! アー! アー!(※叫びながら顔を上げ、体を起こす) 」
ヒロム「これが! 俺の! 立ち直り方だよ! 俺はクソだ! 俺はクソなんだよ! 負けて、結局何も変えられなかった! ジュニアとヘビー、違い、何を見せれた? (※机の前に座り込んで)分からない! 俺にも正解は分からないし、何したらいいかも分からない! でも! 今日は勝たなきゃいけなかった。でも負けた! (※立ち上がりながら)こうやって吐いて、俺は、次に向かうんだよ。いつも通りだ」
ヒロム「こっから、這い上がってやんだよ。俺は凄いぞ。俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は、夢を叶えるんだよ。ジュニアで、すげぇもん見せてやる。ジュニアとヘビー、その違い、分からせてやる。俺は凄いんだ。俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い! 俺は凄い……(※と、繰り返しながら控室へ)」
スーパーポジティブシンキング
「俺はダメだ!」と言った直後に「俺は凄い!」と切り返す。
臨床心理学者の高垣忠一郎さんが1994年に提唱した「自己肯定感」という言葉がある。
高橋ヒロム選手おそらく独自のメゾットで「自己肯定感」の高め方を構築しているに違いない。
「俺はダメだ!」でネガティブに終わらせない。今日がダメだっただけ。俺は凄い!から次は絶対勝てる。
このように次へとマインドをシフトさせている。
負けたことをネガティブに引き摺らない。これがタイムボム式メンタル術なのだ。
少しまとめてみる
タイムボム式メンタルの作り方を少しまとめてみる。※棚橋弘至選手もメンタル本を出していたなぁと思い出す
- ダメな自分もひっくるめて全部吐き出す
- ネガティブな感情を空っぽに
- 自分が凄いことを思いだす
- 自分は特別だ!自分は凄いと自分の心を満たす
恐らく2が大事なんだと思う。空っぽになるくらいに感情を爆発させる。
空っぽになるから綺麗なポジティブな水だけで自分の心の器を満たすことができるのだ。
これから新日本プロレスは「G1クライマックス」に突入し、ヘビー級が中心になっていく。
高橋ヒロム選手はこのシリーズにどんな動きを魅せていくのか。
敗者となったジュニアのカリスマの今後に期待したい。
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