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新日本プロレスファンに紹介したい『海街チャチャチャ』の魅力

新日本プロレス コラム

新日本プロレスファンに紹介したい『海街チャチャチャ』の魅力。

久しぶりに自分の大ヒットするドラマが現れた。

『Netflix』で毎週土曜、日曜に配信されている韓流ドラマ『海街チャチャチャ』にドハマりしたのだ。

「韓国ドラマ面白いよ！」と改めて耳にしたのは昨年のこと。ステイホーム期間（今もそうなのだが）で一番印象に残ったコンテンツは『愛の不時着』だった。

「嘘だろ！」と思うほどに丁寧に練られたストーリー展開。圧倒されるほどの芝居。フィルムからビンビンに伝わってくるテーマ性。

その全てが完璧すぎて、こんな素晴らしい作品に出会えるなんて、僕は幸せものだと思ったほど。

そこからは『梨泰院クラス』、『ロマンスは別冊付録』も全話一気に見た。

極め付けは『スタートアップ：夢の扉』。

人と人との出会い。テクノロジー、人の生き様を「スタートアップ」で描き切った名作は僕の心を掴んで離さなかった。

ただ、ここでドハマりの流れは止まってしまった。過去作に名作はあれどリアルタイムで配信（放送）されているものに中々ハマることはなかった。

いや、面白いものは沢山あるのは分かっている。ただ、自分の中でベストマッチ感が来ない。そわな感じ。ラビットと言えばタンク。サイクロンと言えばジョーカーみたいな。#仮面ライダー

そんな時に一本のドラマと出会った。

キッカケは『スタートアップ〜夢への扉〜』でスターダムへと駆け上がった俳優キム・ソンホさんが出ていると知ったこと。ウブ野郎の芝居とキャラクター性がすごく好きだったので、あの役者そんだ！と思いきや...まぁ話が面白い。

ネタバレしない程度、ホームページを見れば分かるくらいの情報でお届けする。

気になった方は『Netflix』に飛んでいきなり視聴してもらっても構わない（とにかくメチャクチャ面白い）。

まずはこちらのPVから

youtu.be

 

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あらすじ

あらすじはこんな感じ。まぁ、知らないまま見ても分かりやすい作品なので、さっと流す感じで。

現実主義で都会的な雰囲気の歯科医ユン・ヘジン（シン・ミナ）がホン班長（キム・ソンホ）と海の村コンジンで出会ったことで物語は動きだす。

 

何がそんなに面白いのか

今、世の中的に移動の制限が凄い。仕事上で必要な移動はあれど、不要不急の移動を避けるようになって早くも1年以上が過ぎている。

海にも行けない。山にも行けない（行っている人は行っていると思うが）。

そんな状況で見たコンジンの風景がまずめちゃくちゃ美しい。

地方から上京した自分としては、田舎だなぁと思う自分もいるし、いいなぁと思う自分もいる。

海岸の風景。その街に住む人々の人間関係。

そういった“物語を彩る環境”がまず心を掴んだ。

 

メイン2人の関係性

ネタバレを配慮しながら書くのはなんとも難しい話ではある。

何と言っても物語に派手さはない（今のところ）。『愛の不時着』みたいな「嘘だろ！」と少しSFチックな序盤の展開もないし、『梨泰院クラス』の第一話のような「マジかぁ」と胸が痛くなるような出来事もない。

2人が出会って、1人が少しずつ変わっていく。生き方を考えて、行動が変化していく。これだけ。

海街の美しさと街の人々との触れ合いが都会的でトライになっていた自分を少しずつ溶かしていく。

その過程にあるエピソードがあまりにも現実にあり得ることだから非常にリアリティを感じてしまう。

『海街チャチャチャ』について少し調べると“ヒーリングロマンス”というワードが出てきた。

癒されるロマンス。まさに今の時代にピッタリな作品だろう。

ただし、ヒーリングロマンスがテーマではあるが、それだけに留まらないのが本作の魅力であるとだけお伝えしたい。

歯切れが悪いと思う方も多いと思うが、僕はできるだけ名作は前情報無しで見てほしいと思うタイプなので、許してもらえると助かる。

はい。『海街チャチャチャ』のライトなご紹介でした。

韓国ドラマは『冬のソナタ』が20年前？くらいに日本でもドーンと流行った。

当時は奥様たちのハートを鷲掴み！という感じ。

現在は『Netflix』などのストリーミングサービスが台頭したことによって、視聴する年齢層もグンと広がり、老若男女問わず大人気のコンテンツとなっている。

とにかくスタイルがよく演技力も素晴らしい役者陣。どう見ても潤沢な予算で作られていることが伝わってくる映像。

韓国のエンタメは凄いな...と素直に思ってしまう。

まだ、あんまり韓国ドラマ見てないよという方は『海街チャチャチャ』から入ってみるのもおすすめなので、ぜひチェックしてみ欲しい。

週刊プロレス 2021年 09/22号 No.2140 [雑誌]

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