EVILがタマ・トンガのメインイベントに乱入する?

EVILがタマ・トンガの公式戦に乱入する?

いよいよ大詰めに迫った「G1クライマックス31」。

2021年10月13日の仙台大会が終了した時点で、優勝決定戦に駒を進められる選手が3人に絞られた。

オカダ・カズチカ選手、ジェフ・コブ選手は今のところ負けなしの全勝。

その後に一敗の“キング・オブ・ダークネス”EVlL選手が続いている。

残りの試合はこんな感じ。

  • オカダ・カズチカ選手VSタマ・トンガ選手
  • オカダ・カズチカ選手VSジェフ・コブ選手
  • ジェフ・コブ選手VS“キング・オブ・ダークネス”EVIL選手
  • キング・オブ・ダークネス”EVIL選手VS SANADA選手

ジェフ・コブ選手はここからEVIL選手、オカダ・カズチカ選手と連戦になる。シンプルに2勝すれば優勝決定戦進出だ。

EVlL選手は既にオカダ・カズチカ選手との直接対決で敗れているため、残り2戦で2勝が絶対条件。

かつ、タマ・トンガ選手がオカダ・カズチカ選手を倒さない限り、優勝決定戦への望みが最終戦を前に潰えてしまう。

オカダ・カズチカ選手VSジェフ・コブ選手の全勝同士がぶつかり合う展開となるのか。

それともEVIL選手が「俺が法律だ!」と叫び、「G1クライマックス」を最後までかき回すのか。

今日は後者について妄想してみたい。

 

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拷問の館の住人たち

結論から書くと、山形・山形市総合スポーツセンターで何かが起きる可能性がある。

この日のセミファイナルはジェフ・コブ選手VS EVlL選手。

メインイベントはオカダ・カズチカ選手VSタマ・トンガ選手だ。

EVIL選手は敗れた時点でリーグ戦敗退が完全に決定する。

「何がなんでも勝つ」の精神でジェフ・コブ選手との試合に勝利する必要がある。

ただ、今のジェフ・コブ選手は圧倒的だ。

これまでにリーグ戦で7人の島流しに成功し、勢いという波に乗りまくっている。

コブ「みんなシケた顔してどうした? センダイのファン、何がそんなに悲しいんだ? 今夜のメインでタナハシのマイクアピールが聞けると期待してたのか? ノー、ノー、ノー、楽しみを潰してしまって悪いが、たった今“エース”からピンフォールを獲ったのはこの俺だ。これまでの俺の公式戦を振り返ると、チャンピオンと歴代『G1』優勝者に勝ってる。あいつらもUNITED EMPIREの犠牲者だ。残り2試合にも勝てば全勝。目指すは全勝優勝のみ。

EVIL、次はお前だ! 『NEW JAPAN CUP』でお前がしたことを一度も忘れたことはないぞ! EVIL、また同じやり方で仕掛けてくるつもりか? 無理だぞ! 俺は無敵のUNITED EMPIREを代表する、ザ・ハチェット、THE IMPERIAL UNITだ! お前を破壊する! EVIL、今の内に祈りを捧げておけ! 明後日、俺がお前を完璧に終わらせるからな」

出典:新日本プロレス

2人の「ニュージャパンカップ」は3月11日のこと。この日は高橋裕二郎選手が解説席から試合に介入。

金的攻撃からの“EVIL”で勝利を奪っている。

Aブロックにエントリーしている高橋裕二郎選手が越境乱入を果たすのか。

まずはここに勝たなければ闇の王の秋は終わるのだ。

 

“HOUSE OF TORTURE”の勢力

問題はここからだ。セミファイナルでストップ・ザ・コブを成し遂げることができた場合、オカダ・カズチカ選手を負けさせる必要がある。

すなわち、タマ・トンガ選手が白星を飾ることができなければ先程の勝利すら意味がなくなってしまう。

タマ・トンガ選手どうこではなく、今のオカダ・カズチカ選手にシングルで勝つのは色々な要素が組み合わされないとほぼ無理だ。

“レインメーカー3.0”は“バレットクラブ”のチェーズ・オーエンズ選手から“マネークリップ”でギブアップ勝ち。隙が無さすぎる。これまでで一番強いくらいだ。

そんな状況のオカダ・カズチカ選手と“真っ向”からやり合っても勝ち目は薄いはず。

そうなると、なりふり構わないEVlL選手はメインイベントに乱入し、勝ち点の調整を図る可能性が高いのだ。

乱入して見事にタマ・トンガ選手が勝利。Too sweet!となればいいのだが、恐らく色々な問題が出てくる。

 

真っ向から挑む兄弟

今回の「G1クライマックス31」でタマ・トンガ選手、タンガ・ロア選手共に真っ向から試合をしている。

“バレットクラブ”に所属してなければ、ベビーフェイスと言って差し支えないほどに正面からぶつかっている。邪道選手の介入行為も全くないのだ。

そんな状況で「お前、負けそうになったら行くわ」と言われても「That’s bullshit!」と返すしかない。おいおい、俺が負けると思ってるのかよ?と。

結果はどうあれ、ここで亀裂が生じる可能性がある。

先日の直接対決でも事前の打ち合わせとは違う動きをしていたEVIL選手。

タマ「クソ…オーケー…よし…。EVIL、約束したのに話が違うじゃねぇか。明日からもまだお前を信用していいのか、わからねぇな。自信がなくなった」

出典:新日本プロレス

今のタマ・トンガ選手は2018年とは全くスタンスが異なる。納得のいかない勝ち方をするつもりも、試合をぶち壊す気もない。

正々堂々。真っ向からオカダ・カズチカ選手と戦うことに価値を感じるはずだ。

そこでもしも、EVIL選手が介入行為をしてこようものなら...。即座に“バレットクラブ”の何かが動き出す可能性がある。運命の山形大会は明後日だ。

ちなみに2018年の山形大会。ジェフ・コブ選手が全くの別人で2度見したので、ここに掲載しておく。

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