プロレスのリングアウト負けについて

プロレスのリングアウト負けについて書いていく。

純度100パーセントの寝坊。11時時点で今日の記事を1文字も書いてないのはかなり久しぶりだ。

今朝から昨日の「G1クライマックス31」Aブロック最終戦を見ている。

優勝決定戦へ進すむ3人に対して“バレットクラブ”

はチーム力で挑んだ。

正直勝ち目は薄い。ただ負けるくらいなら引き分けに持ち込む。まさに「俺の位置まで引きずり下ろす」を実現した高橋裕二郎選手。

勝利が勝ち抜けの絶対条件に近かった鷹木信悟絶対に対して、両者リングアウト負け(いわゆる不透明決着)を達成した。

続くタンガ・ロア選手はザック・セイバージュニア選手から値千金の勝利を奪う。

その結果、KENTA選手と飯伏幸太選手の勝者が優勝決定戦へと進むこととなった。

KENTA選手を「G1クライマックス」の優勝決定戦へ。その気持ちが生んだメインイベントだったように思う。

KENTA選手も飯伏幸太選手も普段とは違う。

「痛み」。

最近あまり見ることがなかったほどの「痛み」を感じせる試合。

机を斜めにしてのダイビングボディプレス。完全にヤバい形で極めにきた“GAME OVER”。

エグいハイキック。コーナーの金具を巧みに使った一撃。

様々な痛みを生んだ試合の行方は飯伏幸太選手の“カミゴェ”でピリオドを打った。

素晴らしい試合だったと思う。

ただ、間違いなく「リングアウト裁定」について突っ込む人が出るだろなぁと思った。

理由は簡単で前述した通り、鷹木信悟選手がリングアウトで引き分けてしまっているためだ。

場外の20カウントは20秒ではない。あくまでもレフリーの20カウントなのだ。

レフリーによって早いケースもあれば、遅いこともある。

あくまでもここはレフリーの裁量なのだ(2人が同時に場外へ出た瞬間から場外カウントがスタートしているわけでもない)。

反則行為をしてフォールした場合にカウントを取らないように、レフリー判断でカウントのスピードは変わる。

理不尽。そう世の中は理不尽なことだらけだ。

この人の時は許されるのに自分の時はダメ。そんなのがザラにある。

鷹木信悟選手と高橋裕二郎選手は両者リングアウトの引き分けだったのに、何でKENTA選手と飯伏幸太選手はカウント19なの?

その答えはレッドシューズ海野レフリーの裁定でしかないのだ。

 

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AブロックMVP KENTA

今回の「G1クライマックス31」でも散々対戦相手を弄りまくってきたKENTA選手。

彼がこのシリーズで何を言いたかったのか。その答えがバックステージで語られた。

KENTA「(※インタビュースペースに着くと座り込んで)言ったじゃん、アイツおかしいって。やっぱアイツおかしいよ。イブコーおかしいよ。でも、俺は、ああいう狂ったイブコーとやりたかった。裕二郎とTの気持ちに応えたかった。でも、イブコー、ヤバかったよ。アイツやべぇ。いろんな意味でやべぇよ。(※立って体を起こし)言うことなし。

まぁ結局、俺が今シリーズ通して何が言いたいかっていうと、まぁいろいろ人の悪口言って、『アイツダセぇ」とか、『アイツやべぇ』とかいろいろ言ってきたけど、結局、40にしてこんな髪の色して、棒に恋して、棒の未練をここで語って、一番やべぇのは俺なんじゃねぇの?ってこと。(※立ち去りながら、ビデオクルーに)楽しかったよ」

出典:新日本プロレス

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