永田裕志がタイガーマスクに熱烈ラブコール!

黄金の虎にモテ期が到来だ。

第68代IWGPジュニアタッグ王者、タイガーマスク選手に永田裕志選手が「ワールドタッグリーグ」エントリーへのラブコールを送った。

「POWER STRUGGLE」が今週末に迫っているのに先の話をするやつがあるかい!とツッコミが飛んでくるのは間違いないが、この展開は触れずにはいられない。○、飲まずにはいられない...!

2021年11月13日から「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」がスタートする。

アメリカ大会の兼ね合いを見ると、ジェイ・ホワイト選手や石井智宏選手、ウィル・オスプレイ選手、ジェフ・コブ選手がエントリーしない可能性が高い。

そうなると気になるのが、どのタッグチームがエントリーされるのかということ。

ファンの期待が高まる中、アメリカの地で自らの価値を改めて感じた“ブルー・ジャスティス”が動いた。

永田裕志選手が新しいパートナーに指名したのは、ジュニアのタイガーマスク選手。

ブルージャスティスと黄金の虎は緊急合体を果たすのか。

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黄金のモテ期

だが、前提として高すぎるハードルがある。今回の「ワールドタッグリーグ」と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」は同時開催となる。

やるからには優勝を目指すのがプロレスラーの生き方。期待されているのであれば、答えるのがちびっこハウスを背負った虎の生き様だ。

ただ、この判断は非常にセンシティブだったりする。

仮に、両方のリーグで結果を残した場合、ダブルメインイベントがダブルヘッダーになるというトンデモ展開が待っているのだ。

タイガーマスク選手が例年見せている「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」での強さを知らない方はいないはず。

長い歴史を誇る大会で連覇を成し遂げているのはタイガーマスク選手のみ。

短期決戦で無類の強さを誇り、勢いのある若手たちを何人も葬ってきた。

 

揺れる想い

永田裕志選手はタイガーマスク選手の心意気に感銘を受けたという。

欠場からの復活。決して誰にもできることではない。

ロビー・イーグル選手に全く引けを取ることなく、ベテランとして試合の流れ作りや勝負所で流れを変える一撃を放つなど、黄金の虎はまだまだ健在だ。

そんなタイガーマスク選手を冗談抜きで永田裕志選手はスカウトした。

突然のラブコールは好きな男の子がいるのに、仲のいい男友達から告白された乙女のようなリアクションを引き出した。

「今すぐ結果を出してくれとは言わない」

「気持ちは嬉しい。気持ちは嬉しいけど...」

「モテ期ですね(逸材)」

タイガーマスクは「ワールドタッグリーグ」と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」のどちらを選ぶのか。はたまたダブルエントリーを果たすことになるのか。

あまりゆっくり考える時間はないようだ。

タイガー「今日はね、新日本スーパースタートリオと組んで、このように勝つことができて。まぁ最初、自分が狙われるのはわかっていたんだけど、案の定……」
永田「(※タイガーがコメントしているところに割って入り)タイガー、見つけた。黙って俺の気持ちに乗ってほしい」
タイガー「エッ、何がですか?」
永田「『WORLD TAG LEAGUE』、俺のパートナーで出てほしい」
タイガー「ウッ……。ちょっと待ってください」
永田「わかってるよ、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』があるの。一番大事な『SUPER Jr.』に出るの、わかってる」
タイガー「(※慌てて否定するように)いえいえいえ、ちょっと待ってください、待ってください……。ホントにいま、『SUPER Jr.』もあるし……」
永田「それはわかってる! だけどやっぱりタイガーの、大病をして欠場して復活した、そしてベルトを獲った心意気に、俺は感銘を受けましたよ」
タイガー「それはそれで……」
永田「冗談抜きで……」
タイガー「そう言っていただけるのはありがたいですけど……」
永田「パートナーのいない(俺と)。これは何としても。いますぐ結論を出せとは言わない」
タイガー「ハイ……」
永田「タイガー……『SUPER Jr.』も大事だけど、ヘビー級のタッグリーグも、ぜひ俺と組んで出てほしい。いますぐに結論出さなくていいから。しばらく考えてほしい。(こんなお願いをして)申し訳ない」
タイガー「いや、ちょっと、ホントに……」
永田「『SUPER Jr.』への気持ちはわかるけど、こういうチャレンジしてみるのも、ひとついいんじゃないですか? 俺が普通にっていうか、こんなにすんなり、今日の8人タッグのチームで、阿吽の呼吸でタイガーにタッチできたし、そういうのをすごく見て、“これだ!”ってビビビッてきたんだよ」
タイガー「それはもうホント、すごくありがい言葉ですけど、ちょっと……」
永田「まぁ、返事はすぐじゃなくていい。シリーズ終わるまでに答えください」
タイガー「ハイ……」
永田「ひとつよろしく、お願いします(※と言って先に控室に戻る)」
タイガー「(※控え室に向かう永田の背中に視線をやりながら苦笑いを隠せず)ちょっとあれですね……」
棚橋「(※ここまでタイガーと永田のやりとを見ていて、笑顔で言葉をかける)タイガーさん、モテ期ですよ」
タイガー「いやいやいや……。ただありがたいですけど、『SUPER Jr.』があるからねぇ……」
――次期シリーズ、休みなく全戦参加して、全試合公式戦……。
タイガー「それもあるか?それもあるなぁ……」
棚橋「おいしいなぁ……」
タイガー「いやいやいや……」
棚橋「ヘビー級(の選手)じゃできないこと、タイガーさん唯一、1人できる」
タイガー「俺もコメントしようと思ってたけど、いまのでちょっとなに言おうか忘れちゃんで(苦笑)。ちょっと……」
――11.6大阪までに結論を出さないといけないですね。
タイガー「(※驚いた声で)大阪まで? 何日もないじゃないですか」
――今週いっぱいですね。
タイガー「まぁ……棚橋くんに『モテ期』って言われるのもうれしいけど……ちょっと、いますぐ答えはね……。ちょっと……考えます(※と言って控室へ)」

出典:新日本プロレス

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