新日本プロレスとノアが緊急記者会見を実施!
新日本プロレスとノアが緊急記者会見を発表した。
2021年11月20日(土)14時~「ABEMA格闘ch」にて“緊急記者会見”を行います。
そのニュースが目に飛び込んできたのは、ちょうどオンラインのミーティングが終わったタイミングだった。
小腹が空いたから何か口にしたい。でも、今食べたら晩ごはん軽めにしなくちゃいけなくなるしなぁ。
腹12分目まで甘いものをガッツリ食べたい。でも、そんなに食べたらぶっちゃげ食欲を満たした後に調子が悪くなってしまう。
欲とコンディションの狭間で心が反復横跳びを繰り返しているちょうどその時。
新日本プロレスのツイートを目にしたのだ。
新日本プロレスが。Abema格闘チャンネルで。“緊急記者会見”。
ふむ。しかもプロレスリング・ノアが全く同じ時刻に“緊急記者会見”を開くと告知したものだがら、さぁ大変。
新日本プロレスとプロレスリング・ノアのホームページから“緊急記者会見のURLに飛ぶと合同会見であることが分かる。
まだ確定とは言えないが、新日本プロレスとプロレスリング・ノアが交わるが瞬間が訪れたのだ。
プロレスリング・ノアがサイバーエージェントに買収された日から、いつかこの時が来るとは思っていた。
対抗戦なのか。それとも、特別提供試合なのか。はたまた合同興行なのか。
色々な可能性を視野に入れつつ、考えてみたい。
★2021年11月20日 14時37分 追記!
2022年1月8日の「レッスルキングダム」横浜アリーナ大会で新日本プロレス主催の興行にプロレスリング・ノアが参戦する形となった。
今回の発表は50周年プロジェクトのドリームマッチ第一弾となるらしい。
テーマは「プロレスノチカラ」。
戦後間も無くから70年にわたり勇気を与えてきた日本のプロレス。今こそプロレスの真価を発揮する時だと新日本プロレスの社長・大張高己さんが熱く語った。
ここで司会の清野茂樹さんが「対抗戦」と敢えてこの言葉を出した。
今大会の配信は現地観戦、AbemaTVでのペーパービューのみが当日観戦可能。
「新日本プロレスワールド」、「レッスルユニバース」は後日配信となる。
★2021年11月21日 新着記事★
【緊急記者会見のお知らせ】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2021年11月18日
11月20日(土)14時~「ABEMA格闘ch」にて緊急記者会見を行います。
・ABEMA格闘chの視聴はコチラ!
⇒https://t.co/L9yu6UjR5U
・Youtube LIVEはコチラ!
⇒https://t.co/5GQiBk9A1t
※当日は、ぜひ生中継でご覧ください。#njpw pic.twitter.com/zrQTwI8THY
武藤敬司関連の発表
先日、後楽園ホールで「新日本プロレス50周年イヤー」に関する発表が行われた。
「新春黄金シリーズ」が50周年を記念して復活。シリーズ名だけでなく、往年の名レスラーがリングに上がることも視野に入れている、と。
新日本プロレスとしては間違いなく、武藤敬司選手にオファーをするはず。
現在、武藤敬司選手はプロレスリング・ノアに所属しているため、そのオファーに対してどう回答するのか。ここがトリガーになっての緊急記者会見だと睨んでいる。
仮にレギュラー参戦の場合、武藤敬司選手が一人でリングに上がることは考えにくい。誰とタッグを組む形になるのか。この点でも想像が膨らんでくる。
グレート・ムタと愚零斗弧士(グレート・コジ)が新日本プロレスで復活なんてこともあるかもしれない。
合同興行のメリット
実際のところだが、新日本プロレスとプロレスリング・ノアの今の規模を比較すると、合同興行や対抗戦をした場合にメリットがあるのはプロレスリング・ノアになる。
プロレスリング・ノアのファンが見たら「ちょいちょいちょい!」と言いたくなるだろうが、現実的なことを少しだけ。
プロレスリング・ノアの清宮海斗選手。Twitterのフォロワー数は15489人(2021年11月19日)。
ちなみに海外遠征中で最後のツイートから2年が経った“ヤングライオン”の成田蓮選手が19779人(2021年11月19日)。
清宮海斗選手が「戦いたい」といきなり名前を出したオカダ・カズチカ選手は321505人(プロレス界においてレヴェルが違う)。
GHCヘビー級王座を戴冠していてもこれだけ開きがあるのが現実だ。
また、KENTA選手が216038人。丸藤正道選手は47750人。武藤敬司選手は145379人。
認知どの比較として数を例に出したが、Twitterのフォロワー数だけが全てではない。そももそもフォロワーはお金で買える。
ただ、認知度だけを比較するとやっぱり新日本プロレスに合同興行のメリットは薄いように思えるのだ。
プロレスリング・ノアのイメージ
僕はほとんどプロレスリング・ノアの試合は見ていない。
新日本プロレスとF1を追っているだけで、日々のエンタメは限界である。
F1が今、メチャクチャ熱い...!先週のブラジルGPで起こった“ハミルトン劇場”の話もしたいのだけど、その話はまた今度。
外からフォーミュラマシンを見るが如く、外からプロレスリング・ノアを見ている印象はこんな感じ。
- 元新日本プロレスのレスラーを起用している
- ポスターなどのビジュアルがカッコいい
- 松井珠理奈さんが新日本プロレスからノアファンになってた
- 潮崎豪選手がカッコいい(欠場中)
こんな感じ。まず、潮崎豪選手が欠場から半年以上経っているので、そろそろ新しいニュースが欲しい人も多いはず。
次にポスターのビジュアル。これはもうサイバーエージェントのデザイナーが加わっているのは間違いないでしょう。
これは新日本プロレスファンから見ても、プロレスリング・ノアの方がカッコいいです。
マジで洗練されてよく出来てる。煽りのPVについても今やプロレスリング・ノアの方がいい感じ。
新日本プロレスファンはある時から急激に煽りのVのクオリティが落ちた。何度でも見返したくなる煽りのVTRが数年出ていないのだ。これは痛い。※多分作っているクリエイターの人が変わっているのだと思う。
細かい話を愚痴るのもあれだが、実際にサイバーエージェントが母体となって以降のプロレスリング・ノアは本当に色々と仕掛けてきている。
それは僕にも届くくらい伝わってくる。
最後に。合同興行の可能性
プロレスリング・ノアがメインターゲットにしているのは昔からのプロレスファンだと僕は思っている。
参戦レスラーや少ないが試合内容を見れば分かる。
そのため、新日本プロレスのファンが一番欲しい層になる。
一方で新日本プロレスは新規の層にリーチしている。
プロレスファンで新日本プロレスを知らない人は流石に少数。新しくプロレスに興味を持つ人を増やす。これが、新日本プロレスが取り組んでいるミッションである。
それだけに昨年が痛すぎた。恐らく新規のファンが獲得できていないため、観客動員数を見ると如実に現れてしまっている。
現地で見るのが好きな人もいれば自宅で楽しみたい人もいる。その両方を増やす必要があるが、ここ2年は中々難しかった。
そう考えると、新日本プロレスがプロレスリング・ノアと合同興行を行うとなればお祭りとして、ファンが会場に足を運ぶ可能性は高い。
プロレスを現地で楽しむことの素晴らしさを伝えるめに、交流戦を選択したのではないか。
そんな妄想が膨らむ“緊急記者会見”の発表だった。
一体どんな発表が行われるのか。個人的には「幸せだったらオッケーです!」のスタンスだ。
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