グレート-O-カーンが高橋ヒロムへアンサー!「余が、新日本プロレスの頂点だ」

「G1クライマックス31」を経て、グレート-O-カーン選手は完全に覚醒してしまった。

「ワールドタッグリーグ2021」で“ユナイテッドエンパイア”は現在1位タイ。

ジェフ・コブ選手が「G1クライマックス31」の優勝決定戦に進んだことをふまえると、現在の新日本プロレスで最も勢いのあるチームは“ユナイテッドエンパイア”だと見て間違いない。

現在の「IWGP世界ヘビー級王者」である“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”鷹木信悟選手をもって「コイツらスゲェな」と言わせる試合内容。

“ドラゴン・ゲート”張りに試合後の“(ノー)マイクパフォーマンス”も欠かさない。

試合でも言葉でも魅せる。他のレスラーから嫉妬とヘイトを買い、(自分たちの)ファンからは圧倒的に支持され、相手ユニットのファンを黙らせ、心を奪う。

新しい支配者の登場に、これからどうなるのかと期待が膨らみ続けている。

この日も“GBH”真壁刀義選手&本間朋晃選手から圧巻の勝利。もはや実力を疑う者もいない。格が劣っているとも思わない。

新日本プロレスの中心へと“ユナイテッドエンパイア”は爆進を続けている。

 

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アーロン・ヘナーレ

“GBH”真壁刀義選手&本間朋晃選手から勝利を飾った“ユナイテッドエンパイア。

試合開始序盤からアーロン・ヘナーレ選手が真壁刀義選手へと果敢に挑んでいく。

“トーア・ヘナーレ”時代には封印していた打撃。

ムエタイ、MMAなどの動きを取り入れたことで、彼はより自分らしい戦い方を手に入れた。

“アーロン・ヘナーレ”は“トーア・ヘナーレ”が抑制してたものを解き放った存在だ。

グレート-O-カーン選手はそんな彼を見て、改めて言葉を残している。

「怒りの拳、不屈の魂」と。

真壁刀義選手の頭部へ拳を振り下ろした時の拳に詰まっていたのは、怨念なのかリスペクトなのだろうか。

 

高橋ヒロムへ

2021年11月30日に起こったグレート-O-カーン選手の“しゃらくせぇ事変”に対して、高橋ヒロム選手が自論を返していた。

ねぇ、オーカーン様、『リング上で見せろ』? ごもっともな意見だ! 当たり前の意見だ。それを言っちゃったら、何か終わっちゃうんじゃねぇかなぁ? 黙って戦って、勝って、強いだけじゃ、この世界は、俺たちがやってるリング上でのこと全て、変えられねぇんだよ。伝えなきゃ、変わらねぇんだ。まぁ、いろんな悔しい思いをしてきた、チビの一意見だ。俺は、伝わるまで言う。強くなって、その言葉に力を、意味を、持たせる。簡単に、言葉を発してるんじゃない。覚悟を持って伝えてんだ」

出典:新日本プロレス

正直、以前までであればグレート-O-カーン選手が何を言ってもリアクションしてなかったと思う。

トップレスラーの視界に彼の試合や言葉が入ってきた。これは紛れもない事実だろう。

この言葉を受けて、Twitterの公式マークが付いたグレート-O-カーン選手からのアンサーはこちら。

オーカーン「真壁、オイ、おしえてくれ。今どんな気分だ? 貴様がヘナーレの能力を見抜き、そして導いてやれば、今宵勝っていたのは貴様だったかもしれないぞ。あの男は5年、本隊という屈辱を越え、負けても負けても決して、首を下げなかった。怒りの拳。不屈の魂。その男の名は、アーロン・ヘナーレだ。よく覚えとけ。
そして! ヒロム、一個訂正させてくれ。貴様の言う通りだ。言葉で伝えなければ、伝わらないことはいくらでもある。“言い勝ち巧名”、その通りだ。その部分は訂正しておく。
だからこそ、余も皆にハッキシと言わせてもらおう。そうだな、ツイッターにも公式マークがついたんだ。今後、コンプライアンスに気をつけて、わかりや~すく、ビジネスの講座を開いてやる。クレーム先とクレーム内容を間違えるな。

例えば、弁当屋の従業員が『給料上げろ』と抗議をして給料上げられても、その弁当屋で買おうとした弁当が高くなったら意味がないだろ? そして高くなった弁当屋は、ほかのヤツも買わなくなり、潰れる。具体例だ。新日本プロレスのツイッター見てみろ。『ああしてください、こうしてください。じゃないと見ません!』 ……会社が悪もんだ。あ? 自分の要望が、何かを悪くすることも、全然ある。会社が悪もんになれば、ほかのコンテンツも、悪もんの売ってるもんなんだ。伸びなくなる。余が支配する予定のものを、悪もんにするなよ? いいか? 悪もんは“ここ”にいる。
そして、自分以外はすべてが敵だ。そして敵が、悪もんだ。この、いまやってるシリーズは、タッグの最強とジュニアの最強を決めるな? そしてさらに! どっちが12.15(両国国技館)のメインを取れるかの勝負だな? 結果は決まり切ってるよ。余か、余以外のレスラーかだ! もっとハッキシ言ってやるよ。余が、新日本プロレスの頂点だ。その実力を示してやるよ。わかりましたか~、皆さん? それでは、(※中指を突き立て)F●●K YOU! 愚民ども。(※控室に向かいながら)われわれ、口の悪さは直らないみたいだ……」

出典:新日本プロレス

 

ストーリーテーラー

2016年の内藤哲也選手が天下を取った時、VSオカダ・カズチカであり、VS棚橋弘至であり、VS新日本プロレスの図式が上手く描かれていた。

いわば感情移入がしやすい状態があの時には存在していた。“制御不能”の新境地を迎えた男。時代に選ばれなかったはずの男が改めて頂点を目指している物語。

あの熱狂はいろいろな気持ちが重なって生まれたものだ。

だが、グレート-O-カーン選手はいきなり頂点宣言を起こった。

しかも未だ“無冠”のままで。支配者は言葉が持つ意味を強く理解している。

この先、彼が頂点の象徴たるベルトを持った時、「だからあの時に言ったじゃろうが」と言い放つはずだ。

有言実行。グレート-O-カーン選手がプロレス界の頂点に立つ日は近い。

★2021年12月7日 新着記事★

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