新日本プロレス、2022年の注目選手について

新日本プロレス、2022年の注目選手について書いていく。

「明けまして、おめでとうございます。2022年もよろしくお願い申し上げます」

大晦日は21時から1時間ほどNJPWFUN初となる「Twitterスペース」配信にお越しいただきありがとうございました。

Podcastがスタートしたことで生まれた音声配信だったのですが、お楽しみいただけましたでしょうか。

配信では2021年の新日本プロレスで活躍したレスラーやタッグチームについてなど、プログでは書いていないことを中心に話ました。

“トオルとヒロシ”での躍進を見て棚橋弘至はキムタクであると新理論をぶち上げてみたり。

2021年のNJPWFUN的MVPはSHO選手であると自論を述べてみたり。

活字と音声ではまた伝わり方も変わると思うので、楽しんでいただけたら嬉しいですね。

何でもかんでも動画で配信されがちな世の中で音声コンテンツってなんかいいですよね。皆がハンバーグ食べてる横で敢えてメンチカツ食べるみたいな。そんな感じです。

さて、新年一発目のテーマはこちら。

新日本プロレス2022年の注目選手は誰だ!?まずはこのお方です。

 

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プロレス王と50周年

“プロレス王”鈴木みのる選手。

「G1クライマックス」の不選出が当たり前なってしまった上、Takaみちのく選手と臨んだ「ワールドタッグリーグ2021」はまさかの勝ち星なし。全敗でシリーズを終えた。

だが、“プロレス王”の価値はむしろ2021年、爆発的に高まった。

夏の終わり頃から秋にかけて“一人全米ツアー”を決行。

入場曲の「風になれ」が全米ランキングのチャートにランクインするなど、その存在を世界に知らしめた。

2021年12月23日。新日本プロレスの年内ラストマッチを終えるとバックステージでその胸中を明かした。

鈴木「2021年、新日本プロレスでの鈴木みのるは今日で終わりだよな。来年だよ、来年。2022年、俺は、行くぞ、行くぞ、行くとこ行くぞ。要求するもんは要求させてもらうぞ。そのための準備は、ずーっと、ずーっと、夏からずーっとやってんだよ」

出典:新日本プロレス

鈴木みのるのブランドはむしろ高まり続けている。

「IWGPヘビー級」は届かなかったが、僕たちの目の前で「予約済みだ」と約束した“プロレス王”が新日本プロレス50周年で天下取りへ動く。

その瞬間を絶対に見逃してはならない。

続いてはもう一人、ずっと準備をしてきた男がいる。

 

KOPWが生まれたワケ

続いては柴田勝頼選手。2017年のサクラジェネシスから戦線を離れていたザ・レスラーがいよいよ復帰戦を戦う。

キャッチレスリングルールという柴田勝頼選手の身体の状況を鑑みたルールではあるが、その面白さはすでに保証されている。

また、新日本プロレスにおける特殊・変則ルールの試合は、オカダ・カズチカ選手がぶち上げた「KOPW」で土壌ができている。

これまではファン投票でルールが決定してきたが、柴田勝頼選手が復帰したことで大きく状況が変わる。

あのトロフィーを目指してキャッチレスリングルールで「ケンカを売りに来る」可能性は十分にあるのだ。つまり、柴田勝頼選手は「KOPW」に参戦してくる可能性がある。いや、むしろ高いと言えるだろう。

柴田勝頼選手は今回の復帰戦についての意気ごみを「バカヤロー」と叫んだ。

アントニオ猪木さんへの言葉だったのか。今の新日本プロレスにおける不満を爆白させたのか。

つまらない質問をするなと一蹴したのか。その本心は分からない。

ただ、ザ・レスラーの準備は万端である。

彼の復帰戦を戦う相手は成田連選手なのか。それとも鈴木みのる選手なのか。それとも船木誠勝選手、KENTA選手なのか。

いよいよ答え合わせのタイミングが迫ってきた。

余談だが。

K(KATSUYORI)O(OKADA)PW(Pro Wrestling)。

オカダ・カズチカ選手が柴田勝頼選手の復帰を見越して新日本プロレスに特殊ルールを定着させる提案をしていた。その可能性はゼロなのだろうか。

タイトルの創始者であるにも関わらず、全く「KOPW」に絡んでこない理由はそこにあったのではないだろうか。

「KOPW」の正式名称が明かされていないため、こうした含みを持つことができる。“レインメーカー”のいろんな気持ちが詰まったタイトルとして「KOPW」にも期待したい。

 

支配者に聖杯を

グレート-O-カーン選手だ。コミケで満足のいく時間を過ごした“ドミネーター”がいよいよ本格的に新日本プロレスの侵略へ足を踏み入れる。

試合のクオリティ、発信力、キャラクター性。その全てが規格外であり、トップレスラーとして50周年にプッシュされる器である。

聖杯。

そうだ。グレート-O-カーン選手には聖杯が必要なのだ。

彼の存在感を世に知らしめるためのアクセサリー。これを手に入れた時に、時代が変わる。

プロレスリング・ノアとの“交流戦”では敢えて彼を温存した。

出したほうが盛り上がると分かっていながら温存したのだ。その意味は50周年YEARのどこかで明らかになるはずだろう。

2022年は新日本プロレスにとって記念すべき一年になる。この1年、皆さんと共に楽しみながら盛り上がっていきたいと思いつつ、元旦の筆を置きたいと思う。

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