「新日本プロレスワールド」と50周年の旗揚げ記念大会

「新日本プロレスワールド」と50周年の旗揚げ記念大会について書きます。

「新日本プロレスワールド」加入から約5年。こんな未来が待っているとは思いませんでした。

今回の一件に関して、現場では「絶対にこれやるのはナシでしょ!」と声が挙がったと思います。

ただ、既存ユーザーに対する説明がなかった。

新春黄金シリーズがスタートした時から、後楽園ホール大会が後日配信なるなど違和感はありました。

「新日本プロレスワールド」があるから会場に足を運ばないのではないか。他の配信サービスに先行配信権を譲り、収益を得る。

色々な判断があっての結果だと理解はしてます。

2020年以前はチケット代が主な収益源。それが半減している状態なのは企業としては大きな痛手です。

ただ、どう考えても既存会員にとってネガティブな内容を何事もなく「こういう感じです」とやるのは、あまりにも対応としては寂しいのではないでしょうか。

なぜ、「新日本プロレスワールド」はライブ配信じゃないのか。その理由を明確に説明する。

それくらいはして欲しいです。

だって、LPにはこういった記述があるままですから。

「新日本プロレスの大会を生中継&見逃し配信」

  • 主要な大会を生中継&見逃し配信!
  • ここでしか見られないオリジナル映像も満載!

ヨシハシカメラや完全密着ドキュメンタリー、ビッグマッチの事前インタビュー、金曜8時頃のワンダーランド!など色々なコンテンツの配信がぬるっと止まりました。

それでもさほど批判がなかったのは「主要な大会のライブ配信があったから」です。

現場に行くことができないけれど、リアルタイムのライブ配信で心を共有する。僕にとってそれが毎日、毎週の楽しみでした。

そんな気持ちで僕たち新日本プロレスファン(少なくとも僕)は「新日本プロレスワールド」を継続してきたんです。

解約なんて1ミリも考えることなく。今だって解約しようとは思ってません。

 

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新日本プロレスの公式発表

まずは、新日本プロレス公式の発表を見てみます。

「CSテレ朝チャンネルが全面協力」ってこれまでと何が変わるんですか?フワッとしてませんか。

先行配信権を渡した。これだけでしょう。

新日本プロレスの50周年です。今年は50周年イヤーでとことん盛り上がるのではなかったんですか。

旗揚げ記念日。平日で会場へは行けないけど、みんなでリアルタイムにお祝いと応援したい。

そんな気持ちで楽しみにしていたんです。本当に。

だから、説明がほぼなくこうした結果になった時に「え?」と思うと同時にとても寂しい気持ちになりました。

新日本プロレスのファンは金を払わないフォロワーではなく、少なくとも毎月何かしらに課金しているユーザーが大半だと思います。

それに対して、この説明で本当に正しかったのか。この判断しか無かったのか。これは背広組の責任です。

3月1日(火)に日本武道館で行われる50周年の記念イヤーの『旗揚げ記念日』は、「CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日」と銘打ち、CSテレ朝チャンネル2による独占生中継することが決定!

CSテレ朝チャンネルが全面協力し、会場・番組とも特別演出満載で生中継いたします!

さらに、翌3月2日(水)には、所も同じ日本武道館で“春のビッグトーナメント”『NEW JAPAN CUP 2022』が開幕!

CSテレ朝チャンネルでは、この日本武道館2連戦を両日とも生中継いたします!

そして、動画配信サービス「新日本プロレスワールド」では、1日(火)の模様を後日配信予定。『NEW JAPAN CUP 2022』は、全15大会をLIVE配信いたします!

出典:新日本プロレス公式

 

プレミアムプランだけじゃ足りない

新日本プロレスはサブスクリプションのマネタイズポイントを多角的に展開しています。

  • Team NJPW ファンクラブ
  • 新日本プロレス公式スマホサイト
  • 新日本プロレスワールド

昨年から「新日本プロレス公式スマホサイト」のプレミアムプランもスタートしました。

後述しますが、実質Podcast3本で500円の状態です。

僕の結論はこれです。

こうした後日配信を繰り返すのであれば、PPVでの販売。あるいは新日本プロレスワールドの値上げを検討して下さい。そっちの方が全然いいです。

 

ご担当の方へ

改めてになりますが、今回の50周年記念興行の配信を再考いただき、PPVでの販売、あるいは後々、「新日本プロレスワールド」を値上げするなどでで対応することは可能でしょうか。

ライブ配信じゃないのが一番辛いんです。この日は特に。記念日ですから。

後日配信じゃダメなんです。今、この瞬間に起きていることをリアルタイムで知りたいのです。

チャンピオンが動かなければ、オカダ・カズチカ選手VSエル・デスペラード選手のメインイベント(内藤哲也選手VSマスター・ワト選手の可能性もありますし、それ以外の組み合わせもあります)。

これを生で見れないのは辛すぎます。

「じゃあ会場に来い?」行けない理由がある人がいることくらい理解できるはずです。

あと、新日本プロレスにお金を直接払うのであれば、文句はないです。

前回のABEMAも可能性「買い切り」だから受け入れました。

今回はCSテレ朝チャンネルの「月額会員登録」です。これは意味が変わってきます。

僕たちは「新日本プロレス」には毎月お金を落とせますが、そうじゃない(新日本プロレスの株主であることは分かった上で)会社のサブスクに登録するのは抵抗があります。

後、毎回こんなことさせられるのかと思うと、本当に意味が分かりません。

サービスを改悪してるんだから、キチンと説明するのが筋です。

 

改めて書きます。

PPVでの販売、あるいは「新日本プロレスワールド」の値上を検討して下さい。

過去、一度値上げしたサービスの価格が下がったことはないですが、オカダ・カズチカ選手が「新日本プロレスに金の雨が降った暁には、通常価格へ戻します!」と言えば、多くのファンは納得するでしょう。

実際、公式スマホサイトのプレミアムプランだって既にお布施です。実質Podcast3本で「新日本プロレスワールド」の半額払ってます。

ここから後500円でも1000円でも変わりません。

また、マネタイズであれば、他にもクラウドファンディングなどを含めてやり方は沢山あります。

※旗揚げ記念日クラウドファンディングやった方が恐らく、利益は出たと思います。配信チケットと限定グッズ、オンラインハイタッチ会などいくらでもやれることはあるはず。

ちなみにDAZNは約1000円の値上げでハレーションが起きましたが、あれも経営判断としては妥当なんです。

見ているスポーツがシーズンオフの時は退会するのも折り込み付きですし。

幸い、新日本プロレスは年間を通して興行を行なっています。退会のタイミングは実質ありません。

もっと言うと、今年はイッテンゴ以降はほとんどライブ配信が無かったとしても退会しようなんて思うことは一度もありませんでした。

新春黄金シリーズほとんど見てなくても、文句はなかったです。

新日本プロレスが大好きです。

「新日本プロレスワールド」が今までと同じように運営されることを願っています、心から。

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