ゲイブリエル・キッドの休場発表とあなたに伝えたいこと

ゲイブリエル・キッドの休場発表とあなたに伝えたいこと。

新日本プロレスのゲイブリエル・キッド選手が自身のTwitterでしばらくの休暇を発表した。

2020年、野毛道場に残り、上村優也選手、辻陽太選手らと新日本プロレスの第1試合を盛り上げた新世代のヤングライオン。彼の頑張りが大きく大会に影響していたのは、当時を見ているファンは周知の事実だった。

帰国後、NJPWSTRONGに姿を現し、正式な復帰を宣言。遠い海の向こうで新しい戦いに身を投じている...と発表された矢先の出来事だった。

そもそも復帰のタイミングで、ゲイブリエル・キッド選手は自らの口で精神的な病についての話をしていた。

そもそも世界的にこんな状況が2年以上続いている時点で、“これまでの日常”ではない。

人という名の環境動物として慣れるところはあるが、本当ならマスクなんて1秒でも早く外したいし、必要以上に消毒するのも手が荒れる。

プロレス観戦についてもそうだ。

飲食をしながら、大声を挙げ、泣きながら見る。

これがプロレス観戦の醍醐味(僕にとって)。それが、お腹も満たせず、声も出せない。

ただ、ガチガチにルールを縛らないと何かが起こった時にマズい。

また、会いたい人と中々会えなかったり、いろいろなことを制限することが頭をよぎる時点で辛い。

そんな2020年以降の日常。誰がメンタルに不調をきたしても全くおかしくないのである。

 

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ある日突然やってくる。

僕自身、人生で2度ほどメンタルを壊した経験があるので、気持ちはよく分かる。

とにかく何もしたくない。いや、感情が空っぽでなんにもやる気がおきない。自己嫌悪だけが心に広がり続ける。とにかく毎日が辛い。

開き直って休むことができればかなり負担は減るのだが、我慢して、我慢して爆発してしまう。なので、ゲイブリエル・キッドの休場もかなり前から何か予兆はあったのかもしれない。

――さて、ゲイブリエル選手。『NJPW STRONG』での復帰から数ヶ月が経ちましたが、当時の状況について詳しく話していただけますか?

ゲイブリエル 復帰までの道のりは簡単ではなかった。久しぶりに立つリングでのマイクアピールだったし尚更緊張したよ。

――フィラデルフィア大会のことでしたね。

ゲイブリエル 会場のファンのみんなに俺自身が真剣に取り組んできた心の問題について正直に打ち明けたいと思った。そして見てくれたたくさんの人が連絡をくれてすごく嬉しかったよ。でもやっぱり、いざあの場に立って自分の言葉で打ち明ける前には、押しつぶされそうになるような不安も感じたよ。

出典:新日本プロレス

2022年2月18日に新日本プロレスの公式サイトでインタビューが公開されたばかりだった。

※休場の理由は正式に発表されていないので、その辺りは公式からの発表を待ちたい。

 

モーニングページについて

これは僕が先週からはじめたライフハックだ。いや、ライフハックって言葉は意識高い感じがしてあんまり好きではないのだが、ほかに言葉が思い当たらなかったのでそのまま書いた。

モーニングページ(モーニングノート)をご存知だろうか。

毎朝起きたらノートに3ページ頭の中に浮かんだものを書く。これだけ。シンプルなものだ。また、何を書いているかは誰にも公表しない。3ヶ月間は見直さないなどの細かなルールはある。

ただ、何を書いてもいい。浮かんだものをそのままノートに書き出すだけ。

ググるといろいろな効果があると書いてあるが、実際に試してみないとよく分からない。

僕はとにかくメンタルを安定させることを主軸において生活しているため、まずはやってみるかと2月14日からスタートしてみた。

結論から書くと、割とメンタルにポジティブな効果がありそうだ。

心の汚水を流す効果がある。そんな感じ。頭に詰まった汚れがスッと綺麗に流れる。

僕の場合、日中で愚痴っぽいネガティブなことを考える時間が激減した。

人間は一つのことしか考えられないので、ネガティブなことが頭を覆っていると、ずっと気分が悪いままだったりする。

そうじゃなくて前向きに、やりたいことや好きなことだけを考える時間が増えたのはいいことだと思う。

モーニングページは3ヶ月続けることで効果がより鮮明になるらしいが、約2週間で少しは好影響があったので、みなさんに共有しておきたいと思った次第だ。

 

大変な日常の中で

毎日同じ景色ばかり見ていると飽きるし、なんだか活力も湧いてこなくなるので、ちょっとした変化を楽しむようにしている。

例えば、“家では”毎日違う色の服を着てみたり。断捨離をして家の中のものを入れ替えてみたり。

変化があると動いている気がしてくる。何も変わらないと刺激がなくなって、なんだかどんどん下降線をたどっているような気持ちになってくる。

おそらくまだまだ僕たちを取り巻く環境は厳しいと思う。楽しくハッピーで豊かな時代になればそれにこしたことはないのだが、中々簡単じゃない。

ただ、気分を前向きにすることはできる。自分が前向きな気持ちになれる瞬間を大切にして、そういう瞬間をたくさん増やしてほしいと僕は思っている。

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