飯伏幸太選手VSウィル・オスプレイ選手は無差別級を証明する対決になる。鍵を握るのはタイチ選手か?

2018年に行われたG1クライマックス28で準優勝を果たした飯伏幸太選手。

ケニー・オメガ選手、内藤哲也選手など現在の4強だけでなく、シングルベルトを戴冠している後藤洋央紀選手、ジュース・ロビンソン選手も破り優勝決定戦へ進出した。棚橋弘至選手の前に敗戦を喫してしまったが、G1クライマックス28を経て、大きく格を上げたと言っても過言ではない。

では、次の相手は誰になるのだろうか。

名勝負製造機・石井智宏選手にも勝利しているだけに、次の一歩が気になるところだ。

ここでは飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手。そして、タイチ選手について伝えたい。

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レインメーカーが標的か?

まずは、オカダ・カズチカ選手だろう。2014年3月6日に開催された「旗揚げ記念日スペシャルシングルマッチ」以降、本人同士のシングルマッチはない。※飯伏選手と同等の身体能力に映ったタイガーマスクW選手が3年後の「旗揚げ記念日スペシャルシングルマッチ」に出場していたが、その際はオカダ・カズチカ選手が勝利を収めている。

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ドリームマッチへ

1人、飯伏幸太選手とほぼ肌を合わせていない選手がいる。オカダ選手と同じCHAOSに所属するウィル・オスプレイ選手だ。

まずは2人の身長体重について記載する。

  • 飯伏幸太選手 身長181cm 体重93kg
  • ウィル・オスプレイ選手 身長185cm 体重86kg

鈴木軍、ザック・セイバーJr.選手の体重は85kgであり、ウェイトが軽いことによるデメリットはそう多くないと感じる。

飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手は、シングルでは未対決となっている。

飯伏幸太選手がヘビー級に階級を移したのは、2014年。ウィル・オスプレイ選手が新日本マットに上がったのが2016年と2人は交わらない時間を過ごしてきた。

ストライカーとハイフライヤーのハイブリッドである飯伏幸太選手と新日本だけでなく、世界を代表するハイフライヤーのウィル・オスプレイ選手のシングル対決が実現するのであればぜひ、見てみたいものである。

飯伏幸太選手VSウィル・オスプレイ選手のシングルは実現するか

では、飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手が戦う可能性はどれくらいあるのだろうか。僕としては、ゼロではないと思う。大きく理由は2つある。

  1. Road to DESTRUCTIONでタッグマッチが行われる
  2. タイチ選手がNEVER無差別級に挑戦する

まずは、Road to DESTRUCTIONについて。2018年9月5日からスタートする同シリーズでは、ケニー・オメガ選手対石井智宏選手のIWGPヘビー級王座決定戦に向けて前哨戦が開催される。

そのXデーは2018年9月15日のDESTRUCTION in HIROSHIMAである。その第4試合でも飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手は第4試合 30分1本勝負の6人タッグマッチに組み込まれていのだ。

そして、それ以降のDESTRUCTIONに飯伏幸太選手の名前はない。※BULLET CLUB ELITE自体の参戦がない。

つまり、この期間で何かの因縁が生まれれば2人のシングルマッチは十分に可能性があると思われる。

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ウィル・オスプレイ選手は飯伏幸太選手と戦いたいことを明言した。

飯伏幸太選手はジュニアでもヘビーでもやりたいと思っている。

2人が交わるべき瞬間が近づいている。

タイチ選手のNEVER戴冠で新日本プロレスが変わる

2018年9月17日のDESTRUCTION in BEPPUにてNEVER無差別級タイトルマッチに挑むタイチ選手。

2018年の新日本プロレスマットで大きく期待を集めた選手であり、ヘビー級転向後、いきなりのG1クライマックス出場が熱望された選手でもある。

タイチ選手がG1クライマックスに出場できなかったことは、今でも物議を醸し出すほどに話題となった。

タイチ選手を迎え撃つのは後藤洋央紀選手。2016年以降はNEVER無差別級戦線で活躍をしていたが、G1クライマックスでは3勝6敗のBグループ最下位タイ。僕自身も大きく期待している選手だけに何かを変えなければいけない時期なのかもしれない。

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もしも、DESTRUCTION in BEPPUでタイチ選手が勝利すればNEVER無差別級は大きく変貌を遂げる。

これまでも後藤選手は誰の挑戦でも受けるとメッセージを伝えてきたが、実際の挑戦者はヘビー級の選手のみ。“無差別級”の名前が冠についているベルトらしくウェイトを超えた夢のタイトルマッチが実現するベルトであって欲しいとも考えていた。

そこでタイチ選手がNEVERを戴冠したらどうだろう。誰の挑戦でも受けるという言葉に大きな説得力が生まれる。

飯伏幸太選手やウィル・オスプレイ選手、KUSHIDA選手などがウェイトを超えた強さを競い合うベルトに変化するのではないだろうか。

2017年のBEST OF THE SUPER Jr.でタイチ選手がウィル・オスプレイ選手から勝ち逃げをしているだけに、挑戦する可能性は非常に高いとも考察できる。

現在、後藤洋央紀選手とタイチ選手は「Twitter」上で舌戦を繰り広げている。もしも、ファイプロの結果が現実のものとなった時、NEVERに新しい光が灯る可能性が生まれるのだ。

 ヨダレが出るほどのベストバウトを期待

ここまで飯伏幸太選手、ウィル・オスプレイ選手、タイチ選手について書いてきた。

この3人の対決は個人的にとても楽しみである。今後のビッグマッチで3人による3WAYが行われても大きく会場が沸く試合になると思う。

『Road to レスリングどんたく2018~安芸の国 戦国絵巻~』では、後藤洋央紀選手、マイケル・エルガン選手、タイチ選手が3WAYマッチを行った。

セミファイナルなのが納得できないほどの試合となり、大きく会場は沸いた。

後藤選手、エルガン選手のパワーから飯伏選手、オスプレイ選手のスピード・テクニックのに変わったNEVER無差別級3WAYの景色はどうだろうか。必ず、新しい価値をNEVERに与えると思う。

飯伏幸太選手とウィル・オスプレイ選手が交わる日が来るのか。「効かぬ、効かぬのだ」と言い切り、聖帝がタイトルを保持し続けるのか。

まずは、DESTRUCTION in BEPPUの結果が楽しみである。後藤選手にも負けて欲しくはないのだが。


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