石森太二選手と鷹木信悟選手、新日本プロレスでの一戦が迫る!ライオンの巣窟で“闘龍門”出身者が10年ぶりに激突

新日本プロレスジュニア秋の祭典『スーパージュニア・タッグリーグ2018』が開催されている。従来のトーナメント方式から一新し、リーグ戦となったことで目を見張る試合やタッグチーム同士の科学反応が次々に生まれているように思う。

金丸義信選手&エル・エスペラード選手の王座組がロッポンギ3K、タグチジャパンに連敗。現時点で無敗のチームは石森太二選手&ロビー・イーグルス選手組のみとなった。

今回は個人的な最重要カードについて伝えたい。2018年10月26日(金)に後楽園ホールで開催されるBUSHI選手&鷹木信悟選手VS石森太二選手&ロビー・イーグルスの一戦だ。

ライオンの巣窟で「闘龍門」に関連する2人が10年ぶりに激突する。他団体の“顔”とまで成長した男たちが流れ着いた新日本プロレスのリングには、一体どれだけの魅力があるのだろうか。

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石森太二選手の生き様

新生 ボーン・ソルジャーとして新日本プロレスマットに再登場し、自身の魅力を見せつけたのが石森太二選手だ。

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2010年以来、2度目の出場となった『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア25』では準優勝を果たす。バキバキに鍛え上げられた肉体から繰り出される技の一つひとつに上手くて早いという印象が残る。また、ロッカールームでのコメントも魅力的だ。

プロレスリング・ノア時代にはGHCジュニアヘビー級王座を10度防衛。GHCジュニアヘビー級タッグ王座は6度戴冠。2002年にメキシコでプロレスラーデビューを飾って以降、着実にキャリアを重ねてきたことが分かる。

 

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鷹木信悟選手の魅力

6人目のパレハとして登場した『THE DRAGON』鷹木信悟選手。新日本プロレススマホサイトのインタビューでは、『THE DRAGON』という言葉に込められた深い意味を語るなど、“龍”に思い入れが強いことが分かる。

週刊プロレス 2018年 9/26 号 [雑誌]

週刊プロレス 2018年 9/26 号 [雑誌]

 

フリー転身を発表したタイミングで『週刊プロレス』の表紙を飾るなど、プロレス界における存在感は目を見張るものがある。

事実、新日本プロレスのリングに本格参戦を果たした 『スーパージュニア・タッグリーグ2018』ではその実力を遺憾なく発揮している。ロッポンギ3Kとの好勝負では、ヤングライオン期間を終えた若獅子に対し“小僧”と言い放ち、格の違いを見せつけた。

SHO選手&YOH選手は間違いなく実力者だ。海外遠征から1年、更に磨きが掛かってきている。ただ、DRAGON GATEの顔だった男は背負ってきたものが違いすぎた。その差が、浮き彫りになるほどに鷹木信悟選手の試合は素晴らしかった。

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昭和57年会という絆

『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』ファンならずとも昭和57年会について耳にしたことがある方は多いと思う。サッカー日本代表にも黄金世代・プラチナ世代と称される世代があるように、プロレス界においては、この昭和57年組の活躍が目立っている。

昭和57年会の顔ぶれ

昭和57年会を立ち上げたのは、鷹木信悟選手(会長)内藤哲也選手、飯伏幸太選手、東京スポーツ岡本祐介さんの4人。6人目のパレハのリーダーシップは会合にも現れている。

  • 鷹木信悟選手(新日本プロレス)※会長
  • 飯伏幸太選手(新日本プロレス)
  • 内藤哲也選手(新日本プロレス)
  • 石森太二選手(新日本プロレス)
  • 岡林裕二選手(大日本プロレス)
  • 宮本裕向選手(666)
  • 将火怒選手(将火怒プロレス)
  • KAZMA SAKAMOTO選手(フリー)
  • 岡本佑介さん(東京スポーツ)

ameblo.jp

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【新日本】飯伏が2018年を大予言「内藤、失速」

“制御不能”となった後、内藤哲也選手は昭和57年会に参加していないと言われている。毎年のようにここで顔を合わしていた石森太二選手、鷹木信悟選手が新日本プロレス セルリアンブルーのリングを目指したのは、何か運命的なものを感じさせられる。

IFの世界

髙橋ヒロム選手が負傷欠場していなかったら、『ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』は新パレハを追加する予定はなかった。鷹木信悟選手がフリーになった際、これからのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン』を考え、内藤哲也選手から鷹木信悟選手にコンタクトを取った。

もしも、髙橋ヒロム選手が負傷していなければ、鷹木信悟選手の運命は大きく変わっていた。これは僕の予想だが石森太二選手を通じて、『BULLET CLUB』からもスカウトが届いていたのではないだろうか。そして、『スーパージュニア・タッグリーグ2018』は石森太二選手&鷹木信悟選手で挑む、と。

10年前の一戦

 石森太二選手と鷹木信悟選手の試合を調べてみると、タイトルマッチが1件ヒットした。GHCジュニアヘビー級タッグ王座戦である。第8代王者に輝いたのは鷹木信悟選手&B×Bハルク選手組を迎撃するために、石森太二選手とKENTA(現、ヒデオ・イタミ)選手選手だ。

npn.co.jp

2008年3月20日にDRAGON GATEへ流出したベルトの奪還に成功。だが、これ以降石森太二選手と鷹木信悟選手の試合が中々見つからない。

→意地と意地。フリー選手として

『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』についてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところだ

フリー選手。枠に囚われない自由な生き方に憧れる方も多いだろうが、当然リスクも多い。ある日突然、契約が終了する。そんなこともザラである。

現在、Wikipediaを見ると、石森太二選手、鷹木信悟選手は共にフリーという肩書になっている。新日本プロレスに所属することだけが正しいというわけではないが、試合内容やグッズの売れ行きによっては退団の可能性もゼロではないのである。

事実、IWGPインターコンチネンタルベルトに挑戦した本間朋晃選手は、好勝負を魅せるも、契約更新されなかった。それほどまでにフリー選手は相手と自分、会社とのプレッシャーと戦い続けているのだ。

プロレスリング・ノアとドラゴン・ゲートで数多くの功績を残してきた2人。スポット参戦よりも継続的に試合が見たいと感じる選手である。

2018年10月26日『九州三国志 presents Road to POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018~』の後楽園ホール大会で2人は対角線に対峙する。

メキシコの闘龍門で育った“生まれ変わった戦士”と日本の闘龍門で誕生した“龍”。この2人の新日本プロレス初対決はどんな景色が広がるのだろう。

『POWER STRUGGLE スーパージュニア・タッグリーグ2018』の記事一覧はこちらから

『CHAOS』の記事一覧はこちらから

『BULLET CLUB』の記事一覧はこちらから

『ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン』の記事一覧はこちらから

『鈴木軍』の記事一覧はこちらから

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