KUSHIDA選手が新日本プロレスを退団

2019年1月6日に行われたイッテンヨン『レッスルキングダム13』2夜明け会見に元『IWGPジュニアベヒー級チャンピオン』KUSHIDA選手が登壇した。

そこで明かされたのは、2019年1月でKUSHIDA選手と新日本プロレスの契約が満了するということ。つまり、KUSHIDA選手が新日本プロレスを退団するという発表だった。

以前から世界で活躍したいと語っていたKUSHIDA選手の新しい夢がハジマル。

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柴田勝頼選手と触れ合った時間

LA道場のヘッドコーチを務める柴田勝頼選手を訪ねた際、プロレスを教えるということの難しさを体感したとKUSHIDA選手は語った。

柴田勝頼選手、獣神サンダー・ライガー選手、真壁刀義選手。多くの選手が新日本プロレスの後進を教育する中で、発見があったらしい。

ヤングライオンたちの触れ合う日々の中で、自分はいつまでプロレスが続けられるのか分からないと感じた。その結果、新しいチャレンジが頭に浮かんだそうだ。

あくなきプロレスの探求者が選んだ新しい旅。中邑真輔選手があの日語った言葉をKUSHIDA選手も口にした。

次は、世界だと。

 

棚橋弘至の質問にKUSHIDA選手が男泣き

質疑応答がはじまると、先程自身の会見が終わったばかりの棚橋弘至選手が姿を現す。

まさかのサプライズに「マジかよ!?」と顔を綻ばせつつ、自身を新日本プロレスへと導いた恩人の言葉に耳を傾けた。

「新日本プロレスで楽しかったこと。新日本プロレスで辛かったことを教えてください」

KUSHIADA選手は、目に涙を浮かべながら、「辛かったことはない」と胸を張って応えた。

「棚橋さん、ズルいっすね」

「プロレスで生活ができない、飯が食えないというのが一番つらいこと。そう考えると、新日本プロレスで辛かったことは一度もない。最高に充実していた8年間でした。

巡業バスに乗ると、隣が棚橋さんで。仲間と人生の旅ができたことが楽しかったです。

自分でもどうして涙が出てくるのか、分からない。でも、自分で選んだ道なので、後悔や悔いはないです。

とにかく、楽しくて最高だったから今、泣いてるんだと思います」

そして、たくさん居る尊敬している先輩の中で唯一肌をあわせていないのは、棚橋弘至選手だと語る。

これはKUSHIDA選手が唯一新日本プロレスで成し遂げられなかった、無差別級への挑戦。そして、希望する相手は現『IWGPヘビー級チャンピオン』棚橋弘至選手だ。静かな挑戦表明は対戦カードにどう反映されるのだろうか。

IWGPジュニアヘビー級王座を6度戴冠。IWGPジュニアタッグ王座に2度輝いたKUSHIDA選手は、最も思い出に残っている試合は獣神サンダー・ライガー選手との試合だと語った。

次は世界。デロリアンは世界へ向かうのだ。

KUSHIDA選手へ

KUSHIDA選手のプロレスは最高に面白い。可愛い顔してえげつない攻めをするところや、様々な道場を通じて身につけた関節技。とにかくプロレスが上手いなぁと思っていつも楽しく試合を見ていた。

だからこそ、今回の新日本プロレス退団は非常に寂しい。

でも、いつかきっとセルリアンブルーのリングでまた会える思う。世界を見たKUSHIDA選手が更に大きくなって新日本プロレスで試合をする可能性は十分にあると思っている。

あー。やっぱり駄目だ。全然キレイに書けない。涙が止まらない!応援してる!僕とKUSHIDA選手は同級生なんですよ。心から世界での活躍を応援しています!!!

僕は中邑真輔選手の退団後にプロレスが好きになったので、こんなに寂しい思いになるとは思っていませんでした。

これまで最高の試合をありがとうございました!新日本プロレスのラストマッチ心から楽しみにしています!

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