タイチVS石井智宏の「NEVER無差別級」煽りPVが公開!
ジェフ・コブ選手を破り「NEVER無差別級王者」に返り咲いたタイチ選手と「NEVERブランド」を作り上げた石井智宏選手がいよいよ、ロクテンキュウ大阪城ホールで激突する。
新日本プロレス春の最強戦士決定戦である「ニュージャパンカップ」で激突した2人のリマッチは、タイチ選手の仕掛けからはじまった。
「今回は珍しく逆指名してやるよ。1人いるんだよやりてぇヤツが。ベルトがあれば発言権があるんだろ?」
ウィル・オスプレイ選手にリベンジマッチを仕掛けるのか?それとも約束通り、ジュニア選手として、田口隆祐選手を抜擢するのか。
はたまたヤングライオンを指名し、防衛記録を築き上げるのか。
様々な憶測な飛び交う中、迎えた翌日。答え合わせが行われた。
ベルトを奪還した翌日、EVIL選手とのスペシャルシングルマッチを制した石井智宏選手の前に現れたタイチ選手。
「俺は挑戦権を獲得したんだよ。挑戦させてやるよ?」
「分かった、やってやるから帰れ」
挑戦させてやる。挑戦してやってもいい。まさに水と油。
「ニュージャパンカップ」のリベンジマッチが行われることになったのだ。
あの日の試合はあまりにも激闘だった。
そう、お互いの師匠である天龍源一郎さんも川田利明さんの代理戦争だと言わんばかりにそれぞれが師匠の技を繰り出したのだ。
2人の名勝負製造機
石井智宏選手と言えば「名勝負製造機」。このネーミングが完全に定着してから一年ほどが過ぎた。後楽園男を飛び越えた「名勝負製造機」は、さらに円熟味を増しつつある。
EVIL選手とも現在の新日本プロレスに対して、宣戦布告をするような試合を展開しただけに、まだまだ彼から目を離すことができない。
一方でタイチ選手もそう。
ヘビー級転向以降、名勝負、好勝負、激闘を連発。
のらりくらりしているように見えて、その実勝つために徹しているスタイルは多くの共感と賞賛を生んできた。
最近ではすっかりと日焼けした身体が眩しい。本人曰くオーラで暗くなっているとのことで、聖帝は止まることを知らないとしか言えない。
NEVERの行方
石井智宏選手が「久しぶりにあのベルト見たな」と言っていたように、彼にとってそもそも久しぶりの「NEVER無差別級選手権試合」となる。
田中将斗選手と残してきた数々のドラマ。これぞ新日本プロレス!という試合をタイチ選手との「NEVER無差別級選手権試合」でも見たいものである。
上から目線の聖帝か。それとも、「NEVER」のレジェンドか。
まだまだ続く物語を楽しみにしたい。