ストップ・ザ・鷹木信悟！Aブロックの激闘は続く
ストップ・ザ・鷹木信悟！Aブロックの激闘は続く。
新日本プロレスジュニア春の祭典。「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」のAブロックは1人のレスラーが先行、逃げ切り、無敗、全勝で我道驀進を成し遂げている。
そう、鷹木信悟選手である。
「ドラゴンゲート」から来た「ザ・ドラゴン」鷹木信悟選手は、実力者しかいない新日本プロレスのジュニアたちと連戦が続く中でも無敗をキープしている。
「6人目のパレハ」として両国に姿を現して以降の因縁となっているSHO選手、現「IWGPジュニアヘビー級王者」ドラゴン・リー選手を真っ向勝負でねじ伏せた。
そして、金丸義信選手やマーティー・スカル選手などテクニシャンタイプをもパワーで全てをひっくり返した。
タイガーマスク選手やTAKAみちのく選手などのベテラン層でも圧倒的なパワーの前に崩れ去った。
残す試合は2試合。ジョナサン・グレシャム選手と石森太二選手である。
現在、鷹木信悟選手の試合には一種の独特な雰囲気が包まれている。
ある意味で一敗の重みが他のレスラーと比較しても段違いなのだ。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で初出場、初優勝を成し遂げる。リーグ戦で鷹木信悟選手を止められるのはもう2人しかいないのである。
独走と大混戦
上位選手によるデッドヒートが続いてるBブロックと異なり、Aブロックを勝ち抜くレスラーはほぼ2名のどちらかに絞られている。
鷹木信悟選手と石森太二選手だ。ドラゴン・リー選手にも優勝の可能性が残されているが、現在の2人の勢いを見ていると、都合のいい白星と黒星の動きが起こることは考えにくい。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」のAリーグを勝ち抜くのは龍の遺伝子を持つ2人となった。
1人はメキシコに飛び、日本に帰国後キープオンジャーニーを踊り話題を集めた男。
DEBUT 17th ANNIVERSARY🎂 pic.twitter.com/Qy8RiPGD2u
— 石森太二 (@taiji_ishimori) May 11, 2019
もう1人はアニマル浜口ジムで己を磨き、日本で新しいスタートを切った龍の巣窟で輝きを放ち続けてきた男である。
5.29名古屋
— 鷹木 信悟(TAKAGI SHINGO) (@Takagi__Shingo) May 28, 2019
8連勝をかけて...
先ずは腹ごしらえ🐲🍴🐙#njpw#njbosj#肉の日 pic.twitter.com/TG4N6FadJ0
共に、以前所属していたプロレスリング・ノア、ドラゴンゲートではベルトホルダーとして団体を牽引する存在とった。
そして、今新日本プロレスで激突する日が近づいてるのだ。
最終日に向けて
と、ここまで書いたものの鷹木信悟選手が最高の状態で優勝決定戦進出試合を迎えるためには、ジョナサン・グレシャム選手を退けるのはマストである。
そして、石森太二選手もタイガーマスク選手を乗り越えなければならない。
先を見なければいけない状況で、足元も凝視しなければならない。
思えば「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26」の記者会見で「ジャイアン」というワードが踊った時から2人の因縁ははじまっていたのだ。
2019年5月29日、本日。今日も2人の負けられない戦いが行われる。
