ジェイ・ホワイトがIWGPインターコンチネンタル挑戦へ!グランドスラムに大手

ジェイ・ホワイトがIWGPインターコンチネンタル挑戦へ!グランドスラムに大手。

「スーパーJカップ2019」の優勝が「バレットクラブ 」エル・ファンタズモ選手に決定した。

試合後には石森太二選手やロビー・イーグル

今回のトーナメントは新日本プロレスワールドで後日配信が決定しているため、詳細は配信後にレポートするとして、まずはこちらの話題から取り上げていきたい。

ジェイ・ホワイト選手が「IWGPインターコンチネンタル王者」内藤哲也選手に挑戦を表明し、『DESTRUCTION in KOBE』9月22日での対戦が決定したのである。

思えば、「G1クライマックス29」のBブロック最終戦で内藤哲也選手を相手に勝利を掴んだ瞬間に確定した“運命”いや、デスティーノだったのかもしれない。

青い目のヤングライオンというグリーンボーイがすっかり今では新日本プロレスに欠かすことのできないレスラーとなった。

惜しくも「G1クライマックス29」の優勝決定戦で飯伏幸太選手に敗れはしたものの、実力と価値はストップ高を更新し続けている。

アスリートプロレスへのアンチテーゼとして、ヒール版“棚橋プロレス”を思わせるムーブを繰り出すジェイ・ホワイト選手。

そんな新時代の象徴に対して、「棚橋になれなかった」いや「棚橋程度にならなくてよかった(内藤哲也選手本人談)」内藤哲也選手はどんな試合を魅せるのだろうか。

新日本プロレスの主役とトップヒールが対峙する瞬間が近付いてきているのである。

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新日本プロレスの至宝は全て手にする

オカダ・カズチカ選手が新日本プロレスで戴冠したシングルベルトは「IWGPヘビー級」のみである。

他のシングルベルトに浮気することもなく、常に真っ直ぐ一つのベルトだけをみ続けている。

棚橋弘至選手は求められる形で「IWGPインターコンチネンタル」ベルトの戦場へと足を進めた。そして、内藤哲也選手は一度も「欲しいと言っていなかった」白のベルトが定着しつつある。

そんな中で、「IWGPヘビー」、「IWGPインターコンチネンタル」、「IWGP USヘビー」の三本を戴冠したレスラーが1人だけいる。DDTに帰るケニー・オメガ選手である。

彼は唯一のグランドスラムを成し遂げた男だ。だがその記録に対して、最年少記録を塗り替えるかのように挑む新星が現れた。

ジェイ・ホワイト選手である。若干26歳で「IWGPヘビー」、「IWGP USヘビー」を戴冠。もしも、凱旋帰国した試合で棚橋弘至選手からベルトを奪取していれば、既にグランドスラムを成し遂げていたことになる。

「G1クライマックス29」で内藤哲也選手を破り、飯伏幸太選手を圧倒した実力派レスラーうが“運命”を口にして、白のベルトを獲得すべく名乗りを挙げたのだ。

 

NTOという恐怖

匠な技と巧妙な駆け引き。圧倒的な肉体を魅せつつも、現代型のアスリートプロレスとは逆のプロレスで試合を操るのがジェイ・ホワイト選手の特徴である。

決まれば試合が終わる「ブレード・ランナー」や「キーウィー・クラッシャー」など無駄のない技が多いジェイ・ホワイト選手だが、棚橋弘至選手やYOSHI-HASHI選手を絶望の淵に追い詰めた「○TO」が印象的である。

僕が懸念しているのは「NTO」が発動した時に内藤哲也選手は欠場に追い込まれないか?ということだ。

「プロフェッショナル仕事の流儀」でも次に膝をやったら危ないと語っていただけに、「NTO」への恐怖がある。前回とはまた違った試合展開が待っているに違いない。

 

見たか、お前たち! お前たちのせいだぞ! オイ、ロサンゼルス! このあとの決勝でファンタズモが優勝するから、俺には時間がないんだ。内藤、今年の初めに言っていたことはとてもいいアイデアだ。飯伏はレッスルキングダムでIWGPヘビーのベルトに挑戦するんだろ? ということは内藤、お前が俺のデスティーノだ。この(IWGP IC)ベルトが俺のデスティーノだ。なぜならヘビーとインターコンチネンタルの同時戴冠こそが、俺の運命だからだ。内藤、お前の運命は俺のニューエラの中でスイッチブレードと共にある

 

制御不能と新時代

間の取り方やセコンドの外道選手との連携は“悪の華”を感じさせるものであり、凱旋帰国から約2年で魅せた成長はオカダ・カズチカ選手を彷彿とさせるものだった。

“スイッチブレード・ショック”

棚橋弘至選手を破り、「IWGPヘビー級ベルト」を手にした時にこんな言葉が生まれたのも納得である。

棚橋弘至選手を破り、オカダ・カズチカ選手からも勝利した新鋭の悪が“制御不能なカリスマ”に挑む。

僕の愛する野上慎平アナウンサーは「G1クライマックス29」日本武道館大会の内藤哲也選手VSジェイ・ホワイト選手の試合で「歓声は10対0」だと叫んだ。

次の「IWGPインターコンチネンタル選手権試合」は一体どんな歓声が巻き起こるのか。

内藤哲也選手の膝は無事なまま終わるのか。決戦まで約一ヶ月とまだ先の話ではあるが、じっくりと待ちたいところだ。

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