ランス・アーチャーの新しい選択を応援したい

ランス・アーチャーの新しい選択を応援したいと思う。

僕が新日本プロレスを見始めた2017年以降、最も強いタッグチームは?と聞かれた場合、こう答えるケースが多かった。

ランス・アーチャー選手とデイビーボーイ・スミスJr.選手の“KES(カラーエリートスクワッド)”。デカくて早くて、強い。

タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手の“G.o.D”ですら圧倒するタッグチーム。それが「鈴木軍」が誇るツインタワー“KES”だった。

まさかデイビーボーイ・スミスJr.選手が全日本プロレスのチャンピオンカーニバルにエントリーした日にこんな発信があるとは。

今の僕の気持ちは青春のエスペランサの如く、これからに期待する想いと寂しい思いでいっぱいだ。

ランス・アーチャー選手が新日本プロレスとは違うリングにも上がる旨をTwitterで発信したのである。

現段階(2020年2月11日15時20分)では、新日本プロレス公式サイトのプロフィール欄に名前も顔も掲載されている。

リアルな話、これで「鈴木軍」のヘビー級レスラーは鈴木みのる選手とタイチ選手、ザック・セイバーJr.選手のみとなり、何か手を打たなければ、ワールドタッグリーグのシーズンには1人あまりが出てしまう状況になってしまった。

ランス・アーチャー選手のツイートの内容を見る限り、色々なリングに上がる可能性も残されている。

新日本プロレスのリングとも今すぐ決別する訳ではないのかもしれない。

ただ、「IWGPタッグ」戦線で存在感を爆発させ、シングルプレイヤーとしても魅力を放ったランス・アーチャー選手へ心からの愛情を込めて筆を取ったみたいと思った。

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今の気持ちを改めて

例えば、クラスに可愛くて(あるいはカッコよくて)少し気になる子がいたとする。その子がある日突然、イメチェンをしてきたとする。

スラッと背が高く、スタイルも抜群。髪の毛も(横を)バッサリ切った。

元々のポテンシャルが解放されたかのように圧倒的な実力を見せつけてた結果、夏休みが終わったら転校してしまっていた。

そんな一抹の寂しさを感じてしまったわけだが、本人の選択を応援するのが新日本プロレスファンとしての性である(距離を置いた後にいきなりディスり出した場合は話が別だが)。

ここでランス・アーチャー選手のツイートを見てみよう。

NXT、AEW、新日本プロレス、MLW(ドラゴンゲートとパートナーシップ契約を結んでいる)とツイートの中にはプロレス団体の名前がいくつも入っていた。

新しいランス・アーチャー選手の挑戦はどの団体からスタートするのだろうか今から楽しみである。

 

2019年の夏、EDBクロー

2019年3月14日。「ニュージャパンカップ2019」の二回戦でランス・アーチャー選手はウィル・オスプレイ選手に敗れ去った。

無差別級戦線に新しく加わったタイミングで勢いもあったとは言え、明らかな体格差がありながらランス・アーチャー選手が黒星を喫したのだ。

ただし、5年振り5度目の「G1クライマックス」エントリーが決まると母国アメリカの地で、彼は豹変した姿を見せた。

髪の毛を真っ赤に染め上げ、新兵器“EBDクロー”を提げて新日本プロレスのど真ん中に躍り出たのである。

特に“EBDクロー”の存在が大きかったように僕は思う。

とてもシンプルにそのまま言えばアイアンクローである。己の手の握力で相手の頭を握り潰す。途中からは頭を潰ししつつ、後頭部をマットに叩きつけるなど更にハードさを増していた。

この“EBDクロー”はとにかく見ているファンにこの上ない「痛み」を感じさせる技なのだ。

見ていてとにかく痛い。メチャクチャ痛そう。極論、自分にもできることを究極的に進化させたら、こんなにも恐怖の技になるのかと思った。ある種、ウォールズ・オブ・ジェリコと同じ領域に達している技だと思っている。

特定のレスラーが繰り出すからこそ生まれる特有の説得力があの技にはあった気がする。

 

さよならの前に

ここまで書いたが、もう新日本プロレスのリングに上がらないという訳ではない(と思っている)。まだまだこの先も“MURDERHAWK MONSTER”はファンに素晴らしいプロレスを魅せてくれるはずだ。

最後に彼の試合を見たのは1月。そろそろ次の試合か見たい。勿論、聖水のパフォーマンスも見たい。

まだまだランス・アーチャー選手を応援していきたいと決めた今回の発表だった。

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