KENTAとYOSHI-HASHIと、時々、棒
KENTAとYOSHI-HASHIと、時々、棒。
2020年、新日本プロレスの話題をかっさらったのは「バレットクラブ」のKENTA選手だった。
イッテンヨンでジェイ・ホワイト選手、イッテンゴでオカダ ・カズチカ選手を撃破し、「IWGPヘビー&インターコンチネンタル W王者」となった内藤哲也選手を横から襲撃。
KENTA選手が後藤洋央紀選手に敗れ、「NEVER無差別級」のベルトを落としてから数時間後に起きた衝撃的事件は、大きな波紋を呼んだ。
ターゲットを内藤哲也選手に決めたKENTA選手はバックステージとTwitterで口撃に出る。石井智宏選手を#TOMO。後藤洋央紀選手を#ゴトヒロと弄り続けた勢いのまま、「鉄也!こんバカチンが!」と国民的な知名度を誇る教師をオマージュしたツイートを連発。一気に話題の中心へと躍り出た。
内藤哲也選手との一戦に敗れた後は、新日本プロレスが自粛期間に入ったことで、比較的静かになってたがここに来て新展開が訪れた。
YOSHI-HASHI選手がKENTA選手のTwitterに絡みだしたのだ。
「物事を変えるのは一瞬」、「俺のハートは砕けたか?」など新日本プロレス屈指の名言(インパクトのある言葉)を残してきたYOSHI-HASHI選手と今、最も新日本プロレスで話題作りが上手いKENTA選手。
この2人いや、棒を含めた2人と一つの関係性を改めて見てみたい。
ハッピーバースデイ、KENTA
ことのはじまりはKENTA選手の誕生日付近にまで遡る。
3月12日の翌日、「誕生日プレゼントはこれがいい」というメッセージと共にYOSHI-HASHI選手のTシャツ姿の写真が投稿された。
また、YOSHI-HASHI選手をいじってるな。と、その時はあるあるというレベル。石井智宏選手との前哨戦を行なっていた時々からKENTA選手は時折、YOSHI-HASHI選手へメッセージを送っていた。
今ではすっかりと定着した「結局何が言いたかったかって言うと...」のフレーズに続くのはYOSHI-HASHI選手に向けた言葉だったりする。※棒について触れたのもこの時点からである
KENTA選手からのラブコール?を受け、「ヘッドハンター」がいよいよ動いた。
KENTA選手へのTwitterアカウントへ口撃開始。手始めに発信したツイートはこれだ。
お誕生日おめでとうございます。
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2020年3月17日
Tシャツ沢山買ってね!
「CHAOS」と敵対する「バレットクラブ」のメンバーに対するツイートとは思えないほどフレンドリーな対応。YOSHI-HASHI選手の懐の深さを感じさせる行動に、多くの話題が集まった。
わがはいは棒である。名前はまだない
ブ、YOSHI-HASHI選手の参戦によりこれまで見たことがないKENTA選手が浮き彫りになってきた。
棒を応援しているとツイートすれば、YOSHI-HASHI選手は棒をあげるのかどうするのか悩み出す。
ちなみに以前、YOSHI-HASHI選手は入場時に使用している棒について「名前はあるのか?」と質問されたところこれは「棒」だと回答していた。
愛着があるのか。それともさほどないのか。YOSHI-HASHI選手の脳内がさらに分からなくなってきた。
ちゃんと買うのかよ。
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) 2020年3月19日
どうせまた作ったら作ったでいちゃもんつけて絶対買わないだろって思ってしまったよ
結局何が言いたいかっていうと
あれやこれ言っておれの事をいじってくるKENTAは可愛いって事!
棒を愛する男・KENTAI選手。棒を従えし男・YOSHI-HASHI選手。2人の物語はどこに向かっているのだろうか。
再戦の可能性
KENTA選手とYOSHI-HASHI選手は「NEVER無差別級選手権試合」をアメリカの地で戦っている。
以前にもYOSHI-HASHI選手はアメリカで「IWGP USヘビー級ベルト」に挑むなど、国外での挑戦に何かと縁がある印象を受ける。
2020年夏に新日本プロレスは再びMSG大会を開催する。少し先の話にはなるが、ここでの一気打ちに期待してしまってもいいのか。
いや、ちょっと待て。この考えは時期早々かもしれない。YOSHI-HASHI選手の棒はその形状(長さ)が原因で国外には輸送していない恐れがある。
棒が無ければ、棒を懸けて戦う2人に相応しくない。必ず2人の対決には棒が必要なのである。
KENTAとYOSHI-HASHIと、時々、棒。物語ほ終わったのか、むしろこれから始まるのか。
2人のTwitterアカウントから目を離すことができない。
★新着記事★
→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】