BUSHIが「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を裏切るべき理由

BUSHIが「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を裏切るべき理由について書きたい。

“漆黒のデスマスク”BUSHI選手が最も輝いていた時期はいつか?

彼の熱心なファンもいると思うので、あくまでも僕の解釈だが現WWEのKUSHIDA選手と抗争を繰り広げている時が最も輝いていたように思う。

新日本本隊時代に結果を残すことができなかった彼がブレイクしたキッカケは、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の加入にある。

ジュニアのエースだったKUSHIDA選手へ噛み付くことで、彼のアイデンティティが爆発し、多くのファンの心を味方につけた。

同じ時期に新日本プロレスへ参戦して、あまりにも実績が違いすぎる2人。実力の差だと言ってしまえばそれだけなのだが、納得できない嫉妬心にファンは心を奪われた。

当時、KUSHIDA選手は新日本プロレレスにおいて絶対的な存在だった。

ベビーフェイスという立場を逆手にとったようなハードヒット(さすが高田道場出身である)。ジュニアのエースとして走っている時代。なぜだか、彼のことが気に入らない方も多かったことだろう。僕も2017年時点ではそうだった。

上手く行き過ぎている優等生。そんな穿った目線で彼のことを見てしまっていたのである。

高橋ヒロム選手が凱旋帰国して以降は“プロレスの求道者”として、存在感が爆発。新日本プロレスを去った今でも多くのファンから愛される名レスラー。

そんなKUSHIDA選手という存在が新日本プロレスから居なくなって以降、BUSHI選手はシングル戦線から離れ(これはビックリなのだが、高橋ヒロム選手の欠場中ですらほぼシングルの記憶がない)た。

「IWGPジュニアタッグ王者」にも輝いたが、ほぼ鷹木信悟選手が暴れまわっていた印象が強い。

彼は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のバイプレイヤーという位置で満足してしまったのだろうか。

いや、僕はそうは思わない。虎視眈々とトップを狙う。新日本プロレスの世渡り上手部門ナンバー1。彼は間違いなく野心家だ。

そして、美味しいタイミングを絶対に逃さない。

新日本プロレスと全日本プロレスのレンタル移籍制度を利用して、ここまでたどり着いた男は伊達ではないのだ。

間違いない。BUSHI選手は今、何かを企んでいる。まず、SNSでの投稿が怪し過ぎる。

そして、会社にもおそらくネゴっている。

 

f:id:yukikawano5963:20200719074354p:plain

3本のベルトが返上されないワケ

まずは僕の妄想から。新日本プロレスが「IWGPジュニアタッグ」、「IWGP USヘビー級」、「NEVER6人タッグ」のベルトに対して、言及しないことに違和感しか覚えない。

EVIL選手の離脱に伴い、「NEVER6人タッグ」は試合ができない。「あんなクソどもと持ってるベルトなんてな、いらねーんだよ。」ここまで発したのにも関わらず、返上が実現していないのだ。

また、「IWGPジュニアタッグ」はYOH選手が手術を行った発表があった。渡航制限で試合できないジョン・モクスリー選手の「IWGP USヘビー級」に関しても、以前飛行機が飛ばないという理由で剥奪した過去がある。

この3本のベルトがいつまでもそのままなのはなぜか。その裏で暗躍しているのがBUSHI選手だと僕は仮説を立てている。

「俺と鷹木はまだEVILと完璧に終わったわけではない」

他の2本を先に返上にしたら自分たちの行動がバレる。そのため、新日本プロレスへ交渉を入れたのだ。

「今は会社としても話題が欲しいだろ?」という具合に。

※疑惑のオーバーマスク

 

高橋ヒロム、次のライバルは彼しかいない

大阪城ホールでウエーブをファンへ呼びかけたKUSHIDA選手に向かって、毒霧を発射したBUSHI選手。

「オイ! KUSHIDA! テメー、調子に乗ってんじゃねえぞ、コノヤロー! オレがオマエから取り返してやるよ、エンセリオ、マジで!」

一気に大歓声が巻き起こった名シーンだ。

www.youtube.com

この煽りVTRも最高である。

この時BUSHI選手は俺はKUSHIDAのことが単純に嫌いだし、ジェラシーしかないと語っっている。

ジェラシー。嫉妬心。恨み、辛み、妬み。

もしも、BUSHI選手が高橋ヒロム選手に対してジェラシーを燃やしていたとしたら?こんなに盛り上がる展開はないだろう。

高橋ヒロム選手が凱旋帰国するまで「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のジュニアはBUSHI選手が主役だった。

ただし、高橋ヒロム選手が凱旋してからはシングル戦線からは遠ざかり今ではすっかりバイプレイヤーの位置に収まっている。

それは決して悪いことではない。ただし、EVIL選手の離反が現実になった今だからこそ、何かを変えたいのであるのならタイミングは今しかない。

バッドラック・ファレ選手やザック・セイバーJr.選手らヘビー級の猛者から勝利を納めてきた実力をこのまま持て余していいものなのだろうか。

ちなみに、現在“バレットクラブ”で30代のジュニアは石森太二選手しかいない。

※ディック東郷選手の本名は“佐藤”である

 

DOMINION大阪の違和感

「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のベースボールシャツを着用して現れたディック東郷選手。明らかにパッツパツでBUSHI選手よりもデカい身体のため、中身が違う人物であることは想像できたが、この時のマスクとベースボールシャツは一体どこで手に入れたものなのだろうか。

というのもこの時の大阪城ホール大会では売店が設置されていなかった。つまり、闘魂ショップで事前に購入している必要がある。また、このモデルはBUSHI選手のソロモデルだ。

そして、もう一つ。“パレハ”と紹介するのであればEVIL選手も着用していた仮面を用いればよかったはずなのだ。

クリス・ジェリコ選手は観客に紛れるという意図で偽BUSHIに扮していたが、この試合でディック東郷選手がBUSHI選手のマスクとベースボールシャツを着用していきた意図はどこにあったのだろうか。

内藤哲也選手へのゆさぶりだとも考えられるが、明らかに体つきが異なるため、絶対に騙されないはずである。

プロレスにおいて伏線は重要なアクセントである。全く意味もなくディック東郷選手がBUSHI選手の格好を真似したとは考えにくいのだ。

 

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが生まれた時

2015年11月21日の後楽園ホール大会で復帰予定だったBUSHI選手から突如「試合に出られない」と連絡が入った結果、対戦カードの変更が行われた。

「WORLD TAG LEAGUE 2015」第6試合に姿を現したBUSHI選手が試合に介入、毒霧で“制御不能な男たち”をサポート。

この日から「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」がスタートしたのだ。

あの日、BUSHI選手は当日にサプライズを打ち込んできた。

今回は自分に疑惑の目が向くようにSNSで発信を続けている。

これから一体何が起きるのか。新日本プロレスの「NEW JAPAN ROAD」は明日、後楽園ホールで開催される。

ここで何らかの動きがあるのか。それともないのか。これはマジでじっくりと待ちたい。

→【ランキング参加中】人気プロレスブログはここからチェック!【クリックで応援お願いします】

→NJPW FUNのTwitterフォローはこちら

★新着記事★ 

www.njpwfun.com

★ロス・インゴ今後の展開特集★

www.njpwfun.com

www.njpwfun.com