石森太二と高橋ヒロムのTwitterとYouTubeによる前哨戦

石森太二と高橋ヒロムのTwitterとYouTubeによる前哨戦について書きたい。

2018年3月にプロレスリング・ノアを退団後、タマ・トンガ選手に導かれる形で“バレットクラブ”入りを果たした石森太二選手。

新日本プロレスのリングに本格参戦を果たすと、いきなり「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の優勝決定戦へ進出すると高橋ヒロム選手と壮絶な優勝決定戦を繰り広げた。

あれから2年以上が経った。この優勝決定戦以降、2人は一度シングルマッチを戦ってはいない。

ジュニアのカリスマと“ボーン・ソルジャー”は直接対決は決して何が起きるか分からない。

リング内外でダイナマイトボディ全身からそのカリスマ性を爆発されている高橋ヒロム選手に対し、石森太二選手はリングとリング外で全く雰囲気が異なるレスラーである。

今日はそんな石森太二選手について書いていきたい。

はじめてチャンピオンではなくチャレンジャーの立場として「まずは相手を知ることから」シリーズがスタートしたのだ。

田口隆祐選手、獣神サンダー・ライガー選手、リュウ・リー選手の3人が丸裸にされた作戦。

高橋ヒロム選手対策を万全に整えた上で石森太二選手は明治神宮野球場大会へと向かうのだ。

 

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ボーン・ソルジャーの恐ろしさ

バッキバキに鍛え上げられた肉体から来るパワー。相手レスラーを翻弄するスピード。この2つが高次元で混じり合っているハイブリッドファイトが石森太二選手の魅力である。

激しくスピーディーなファイトは見るものの心を揺さぶり、新日本プロレス参戦以降、多くのファンを魅了してきた。

現WWEのKUSHIDA選手を東京ドームで仕留めたり、獣神サンダー・ライガーさんに引退を決意させたり。高橋ヒロム選手が負傷欠場している期間に多くの話題を提供していたのも石森太二選手だった。

リングの上で魅せる圧倒的な実力。そのファイトに反比例するかのようにリングを降りた姿は非常に素朴で男の僕が言うのもあれだが、非常に可愛いのである。

彼の完全な転機となったのはここだろうか。

彼にとって生まれ変わる前のネタである“キープオンジャーニー”。この話題が上がったのも2019年の1月頃だった。時間が経つのは早い。

youtu.be

 

YouTubeの新しい使い方

石森太二選手が月刊ムーに目を通し、高橋ヒロム選手の内面を分析すると同時に相手陣営も仕掛けてきた。

しかもTwitterだけではない、YouTubeも活用してきたのだ。

高橋ヒロム選手が石森太二選手の肉体を目指すと発信したTwitter。

youtu.be

俺はプロレスと地下世界にしか興味がないと断言したYouTube。

石森太二選手が高橋ヒロム選手が不在の間に展開してきたシリーズの更に上を目指すべく、マルチプラットフォーム戦略をスタートさせているのだ。

昨今、プロレスの前哨戦はリングやバックステージだけではなくSNSにまで波及してきた。

石森太二選手と同じ“バレットクラブ”のKENTA選手はTwitterで多くのファンの目を惹きつけた上で、リングに上がり爆発的なブーイングと歓声を手に入れた。

SNSの使い方一つでファンの心を動かすことができる。それを高橋ヒロム選手も知っているのだ。

余談だが、高橋ヒロム選手を週刊プロレスの表紙に使えば、売れる。この背景には高橋ヒロムが全力で宣伝するというカラクリがあったりする。

売れればまた表紙に選ばれるため、お互いがWin-Winというやつだ。

プロレスラーとしてエンターテイナーとしてビジネスマンとして、高橋ヒロム選手は圧倒的な実力を発揮している。

 

タイムボムとボーン・ソルジャー

以前にも高橋ヒロム選手は自身のYouTubeチャンネルで石森太二選手への想いを語っていた。

youtu.be

“バレットクラブ”らしくない。スーパージュニア以来のシングルができるのが楽しみだ、と。

2人の手が合うのは前回の試合で証明済み。この日も新日本プロレスジュニアを象徴するような一戦になるのは間違いない。

いよいよ本格スタートした「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」。高橋ヒロム選手は第ゼロ試合でディッグ東郷選手と戦いたいと宣言しているだけに、今後も本当に何が起こるか分からない。

まずは2人のTwitterをチェックするところからはじめていこう。

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