石井智宏選手は170センチのIWGPヘビー級チャンピオン。になれるか?

石井智宏選手の大一番が目前に迫っている。

2018年9月15日、『DESTRUCTION in HIROSHIMA』でケニー・オメガ選手が持つ、IWGPヘビー級ベルトに挑戦する。

もしも勝利を掴みとることができれば、170センチのIWGPヘビー級チャンピオンの誕生だ。これは、歴史的な快挙となる。ここでは石井智宏選手の勝機について、ベルトを戴冠した場合の挑戦者について考察してみたい。

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1度目とは違う

石井智宏選手がIWGPヘビー級に挑戦するのは2度目である。

1度目は2016年5月3日。相手はオカダ・カズチカ選手を破りベルトを戴冠した内藤哲也選手だった。

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まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで『ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン』、内藤哲也選手に注目が集まっていた時期である。

会場は「大内藤コール」に包まれ、石井智宏選手には一歩及ばなかった。

いや、挑戦表明時にはブーイングまで飛び交っていた。

だが、今回は違う。明らかに追い風ムードが漂っている。G1クライマックスで石井智宏選手が魅せた好勝負の数々は、彼の評価を圧倒的に引き上げた。

僕は“ベストバウト・マシン”に“名勝負製造機”は勝利すると考えている。

ケニー・オメガ選手が勝利を重ねてきた背景には、「片翼の天使」よりも「Vトリガー」の存在が大きいと感じている。ミラノコレクションA.Tさんも以前に「Vトリガー」対策なしにケニー・オメガ選手は倒せないと語った。

2018年のG1クライマックスにて石井智宏選手は完璧なVトリガー対策を講じてきた。

また、今回は石井智宏選手が掟破りの「Vトリガー」を繰り出す可能性もあると思っている。

そして、IWGPヘビー級ベルトにはあるジンクスもある。

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相性は五分と五分。今、ノリに乗っているのは石井智宏選手だ。

170センチのチャンピオン

新日本プロレスの歴史において、史上最初のチャンピオンとなる。

何故、この内容について触れたかと言えば、9月14日に公開された煽りPVで石井智宏選手が自ら公言していたためだ。

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新日本プロレスで最も上背がないIWGPチャンピオンは180センチの内藤哲也選手とAJスタイルズ選手である。

それをここまで大幅に更新する可能性を秘めているのは、石井智宏選手しかいない。

確かにジュニア選手よりも低い上背だ。だが、石井智宏選手の試合を見ているといつも、相手と遜色ないサイズに見えてくる。心の目で見ているわけでもないのだが、存在感が大きいとはこういうことなのか。

今、日本には勇気が必要だ。ジャパニーズ・ドリームを倒し、“豆タンク”がIWGPヘビー級ベルトを戴冠する。

天龍源一郎と長州力。

2人のレジェンドレスラーから寵愛を受けた男は、最大の勝負に必ず勝つと信じている。

防衛戦の相手、内藤哲也

少し気は早いが防衛戦の相手も考えてみた。

石井智宏選手の初防衛選手の相手。それは、内藤哲也選手あるいはオカダ・カズチカ選手だと思う。

内藤哲也選手は2018年のG1クライマックスで石井智宏選手に白星を上げている。また、Bブロックの勝点で言えば飯伏幸太選手、ザックセイバー・ジュニア選手の可能性もある。

ただ、170センチのIWGPチャンピオンに喧嘩を売るのは、因縁深い内藤哲也選手だと思う。

前述した通り、2016年のIWGP初挑戦で敗れた相手であり、NEVER無差別ベルトについのての因縁もある。

2017年の両国国技館。権利証を懸けて2人は戦った。その一年後に170センチのIWGPチャンピオンとして、“制御不能のカリスマ”を迎え撃つ。昭和の香りが漂う男が、平成最後の年の話題をかっさらう。

プロレス王を倒した後に、マイクを掴み石井智宏選手への挑戦を公言する内藤哲也選手。そんな世界を想像してしまうのだ。

 

平成最後の年だから 

平成最後の年。オカダ・カズチカ選手から始まった東京ドームの権利証マッチのジンクスも、そろそろ終焉の時期なのかもしれない。

このジンクスに止めを指すのがオカダ・カズチカ選手だと感じている。

60分一本勝負のルール。反則・介入なしでオカダ・カズチカ選手を倒したのは、2015年のイッテンヨンの棚橋弘至選手である。

また、2014年はG1クライマックス後にIWGPヘビー級ベルトが動いた唯一の年でもある。

もしも、オカダ・カズチカ選手が勝利すれば、石井智宏選手VSオカダ・カズチカ選手の可能性が生まれる。

天龍源一郎の介錯を務めた男を愛弟子が迎え撃つ。この光景が東京ドームのメインイベントになってもおかしくはない。

身長170センチのIWGPチャンピオンは誕生するのか。その結果を焦らずに今日を過ごしたい。

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