吉田綾斗選手、新日本プロレスのLA道場に行ってみてはどうだろう?
新日本プロレスが2018年9月に行なった『DESTRUCTION』シリーズ。KAIENTAI DOJOから1人のレスラーが参戦した。そう、吉田綾斗選手だ。
『NOAH』との提携終了後、『LION'S GATE PROJECT』を除き、日本人で他団体に所属しているレスラーが参戦する機会ははほぼなかった。
そこに現れた吉田綾斗選手の試合を見ていると、あの“鬼コーチ”の元で修行を積んで欲しいと思った次第である。
期待せずにいられない
関節技を得意とし、サッカーボールキックを頻繁に使用する。甘いマスクに秘めた負けん気の強さ。試合を見ていても若さから溢れ出る荒削りな雰囲気も魅力的で、清々しいと感じた。
『DESTRUCTION』シリーズでは、シングルマッチも複数経験した。
- 高橋裕二郎選手(2018年9月5日 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール)
- チェーズ・オーエンズ選手(2018年9月8日 東京・後楽園ホール)
- チェーズ・オーエンズ選手(2018年9月11日(火) 三重・四日市市中央緑地第2体育館)
- 飯塚高史選手(2018年9月17日 大分・別府ビーコンプラザ)
タッグマッチではBULLET CLUB OGやヤングライオンと激突。『DESTRUCTION in KOBE』では第3世代の4人と好勝負を繰り広げた。
現在、試合に出るヤングライオンの人数も増えている中で、破格の扱いだと言えるだろう。
『DESTRUCTION』シリーズについてはこちらのランキングに入っている人気ブログでも言及されているので、ぜひチェックいただきたいところである。
若手層の充実化が進む新日本プロレス
そろそろ無期限海外遠征が見えてきた海野翔太選手と成田蓮選手。
2018年に登場した上村優也選手と辻陽太選手も第一試合を務めるまでに成長した。また、八木哲大選手や金光輝明選手、北村克哉選手の復帰にも注目が集まる。
そして、ファレ道場の卒業生4名が新日本プロレス道場したという発表もあった。
団体として勢いのある時ほど、将来の可能性を育む。会社組織として非常に全うな判断である。
これだけ層の厚い新日本プロレスの若手層。仮に、仮にだ。吉田綾斗選手が継続参戦するのであれば、門を叩いて欲しい場所があると僕は思った。
黒パンツ、黒レガース
ライオンズゲートから始まって
— 吉田綾斗 (@ayato_kdojo) August 12, 2018
今日武道館に立つことができました
ただこれだけで終わってたら俺にはこの先ないやろな
このまま負けたままで終わりたくない
もっともっと強くなってもう一度ここに立ちたい
継続参戦希望します#kdojo#njpw#g128 pic.twitter.com/yKJ4xEqLcB
身長183センチ、体重87キロ、2018年9月26日時点で25歳の吉田綾斗選手。30代を過ぎている僕の言葉なので察してほしいが、イケメンというよりも、ハンサムという表現が似合うビジュアルだ。
だからこそ、同じ身長で26歳の時に「新日本を辞めることが新日本」と語り、総合格闘技の世界へ旅立った男。新日本プロレスのストロング・スタイルを正統継承した男と出同じ時間を共有してみてはどうかと思った。
現在はアメリカで新しい価値観に触れている柴田勝頼選手に、刺激されることは多いだろう。彼がここから更に上を目指すにあたり、必要なものを掴むキッカケになるかもしれない。長期でも短期でもいい。何か化学反応が起こる気がする。
新日本プロレスのLA道場はできたはじまったばかり。この場所にいきなり逆輸入で日本人の吉田綾斗選手が入寮する。それはそれで面白いではないか。
真・魔界4号になる可能性もあるが。
以前の記事で書いたように、吉田綾斗選手がどの道を選ぶのかは完全に自由だ。自由だからこそ、誰もやっていないことに挑戦して欲しいと思う。海援隊・坂本龍馬のように。
吉田綾斗選手のこれからが楽しみだ。
明日、2018年9月27日に26歳の誕生日を迎える吉田綾斗選手へエールを込めて。
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