KENTAが入場曲を変えた!石井智宏とYOSHI-HASASHIへ乱入行為
KENTAが入場曲を変えた!石井智宏とYOSHI-HASASHIへ乱入行為は、従来のイメージを打ち破る一撃だった。
急遽決定した「IWGPタッグ選手権試合」だったが、多くの新日本プロレスファンは一つの物語に興味を惹かれていたように思う。
「CHAOS」のYOSHI-HASHI選手がデビュー後、初となるベルト戴冠。そう、YOSHI-HASHI選手は新日本プロレスにデビュー後一度もシングルベルとだけではなく、タッグベルトも戴冠した経験がない。
オカダ・カズチカ選手と同じ日にメキシコへの海外遠征から新日本プロレスマット入場戻った2012年。
あれから8年。8年の月日が経った今でも届かない新日本プロレスの頂きには手が届かないでいる。
ただし、2019年に新日本プロレスに参戦後、いきなりシングルベルトを戴冠した男もいる。
「バレットクラブ」のKENTA選手である。
石井智宏選手、YOSHI-HASHIとタッグを組んだ試合で「バレットクラブ」へと寝返ったKENTA選手。イギリスで石井智宏選手の保有する「NEVER無差別級ベルト」に挑戦すると、タマ・トンガ選手らの介入もあり、勝利を掴んだ。ここから飯伏幸太選手に照準を定めたものの、試合が組まれることはなく、9月15日を迎えた。
久しぶりに姿を現したKENTA選手は雰囲気を一転させてきた。新日本プロレスへの参戦を経て「バレットクラブ」加入。LA道場のヘッドコーチ・柴田勝頼選手を裏切ったKENTA選手は一体どこへ向かおうというのだろうか。
変えた男
「バレットクラブ」染まったKENTA選手は黒髪から金髪へと髪色を変えた。そして、入場曲も変えた。
本間朋晃選手をgo 2 sleepで仕留めると、バックステージでは以下のような発言を行った。
本日、KENTA選手と飯伏幸太選手が激突するのは、鹿児島県。
飯伏幸太選手の地元である。プロレス少年としての歴史がギッシリと詰まった土地である、、
鹿児島・鹿児島アリーナで2019年のイッテンヨンに「NEVER無差別級王者」として第1試合を務めた飯伏幸太選手が帰ってきた。
地元で錦を飾れるか。それとも赤っ恥をかいてしまうのか。
どう、いよいよ明日かな。明日か……。ちょっと1回、座って。座って話そうや。座って(※と言って、フロアにあぐらをかいて話し始める)。もう、明日か……。明日、あれなんでしょ? 鹿児島は、飯伏君の地元なんでしょ? 聞くところによると。でも彼から、鹿児島の思い出の話、1回も聞いたことないし、鹿児島なまりの言葉も1回も聞いたことないからね。たぶん、あんまり鹿児島に思い出ないんじゃないかな。俺、鹿児島実業のファンだから、俺の方が思い出あるよ、鹿児島に。明日、どうなるんだろうね、地元でね? たぶんみんな、飯伏君のことを応援するんじゃないの? 誰も俺のこと、応援しないんじゃない? まあ、別に鹿児島に限ったことじゃないけど。まあでも、明日、そんな中で俺が勝っちゃったら、どうなっちゃうんだろうね? (会場の)雰囲気ね。ちょっと、見てみたい気もするよね。ねえ? みんな怒るだろうね。ブーブー言うだろうね。そういうの、なんか楽しそうだよね。明日勝って、東京ドームの……怒りだろうなあ、新日本のファンが。なんだ、あいつって。でも見てみたいね、それもね。楽しみだね、明日。もう、いよいよ明日だよ。俺は言っとくけど、準備できてるから。お楽しみに……
CHAOSの名タッグ
石井智宏選手とYOSHI-HASHI選手は以前もタッグでタイトルに挑戦したことがある。
POWER STRUGGLE 2016年11月5日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 第3試合 IWGPタッグ選手権試合 タマ・トンガ選手&タンガ・ロア選手 VS 石井智宏選手&YOSHI-HASHI選手。
つまり、今回と同じ組み合わせてタイトルマッチは行われていたのだ。
今回、KENTA選手かまさかの乱入を行い、チャンピオンの防衛に終わった。
世界を代表するタッグチームは反則介入を厭わない。勝つことで、結果を残さなければ意味がない。
チャレンジジャー側としては不満の残る内容となる試合だった。あの石井智宏選手がバックステージで「関係ないだろ!ふざけんな」と漏らすほどの試合。それが今回のタッグマッチだったのだ。
試合途中で邪道選手を一蹴したYOSHI-HASHI選手。ここから流れは一気に「CHAOS」へ。熊殺しを決めた後、ゆらりと姿を現したKENTA選手。
その一挙手一投足にブーイングが集まりつつある。ヒールが今のKENTA選手の生き方なのか!?
飯伏幸太は語る
いよいよ東京ドームでの「IWGPヘビー級」挑戦権利証を入れるブリーフケースを手にした飯伏幸太選手。
白と赤を基調にしたデザインは棚橋弘至選手を彷彿とするよう。
飯伏幸太選手らしさを残しつつ、神の色も使う。
それが飯伏幸太選手の決意なのだ。いよいよ「G1クライマックス29」の借り返す時が来た。飯伏幸太選手は東京ドームのメインイベントに上がる準備を着々と進めているのである。
答えは明日、明日みせるから。(※挑戦権利証が入ったブリーフケースを報道陣に見せながら)どうですか?」
--(白地に赤で)色的には棚橋さんっぽいですけど。
飯伏「そんなことないですよ。星も入ってるし。似合ってるでしょ? でも、明日、必ず、(試合後の)コメントで、これをもって話すことができる(よう)、まあ、全力で頑張りますよ。やりますよ。何人でもきてください」
--BULLET CLUBのKENTA選手と闘って、何か変わってる部分とかありましたか?
飯伏「いや、特に変わってないです。試合自体も変わってないと思うし、別に……。まあ今日の段階で、少ししか絡まなかったけど、コンディションはね、よさそうですよ。それがどう転ぶかわかんないですけどね。あとは明日ですよ。やるだけ。絶対、守り抜きます。必ず。必ずね