棚橋弘至選手「ケニーのプロレスには品がない」WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム 記者会見!レポ

2018年10月9日、動画配信サービス『新日本プロレスワールド』にて「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム 記者会見!」が配信された。

前日に開催された『九州三国志 presents KING OF PRO-WRESTLING』両国国技館大会の興奮冷めやらぬ中、はじまった記者会見。そこでの発表をまとめていきたいと思う。

棚橋弘至選手はケニー・オメガ選手に対し、プロレスに品がないと語った。

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イッテンヨンへの三大発表

2019年もイッテヨン東京ドームで初詣ができそうだ。タイトルは「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」に正式決定した。

IWGPヘビー級選手権試合には王者・ケニーオメガ選手と棚橋弘至選手のイデオロギー闘争が行われる。

テーマソングはレゲェパンクバンドのSIMが担当。タイトル『LiONS DEN』だ。

また、キャッチフレーズは「プロレス!冬フェス!イッテンヨン!!」という、1月3日から始まる「大プロレス祭り」からの期間をフェスとして捉えるという、これまでにないフレーズとなった。

昨年の「みんなでプロレス イッテンヨン」から、更に飛躍する新日本プロレスのビッグイベント。残り2ヶ月を楽しみに過ごしたい。

ケニー・オメガ選手と棚橋弘至選手が登場

棚橋弘至選手の主張

東京ドームのメインイベントへの帰還が決定した棚橋弘至選手。その会見では「自身のプロレス観」を語った。

10月8日のメインイベントについて、ビジュアル、身体能力については素晴らしい。ただ、これはIWGPのタイトルマッチだったことを、忘れていたと語った。IWGPのベルトはアクセサリーではないと持論を続ける。

また、仲間とのシェイクバンドから始まった試合にテーブルを持ち込んだことなど「Why」が多すぎると言及。

ケニー・オメガ選手は世界的に評価されているが、初見のファンにとって理解ができないと意見する。

コンディションについては、ケニー・オメガ選手とは雲泥の差がある。ただ、この日は過去最高のコンディションでリングに上がりベルトを巻くと公言した。

ケニー・オメガ選手の意思

ケニー・オメガ選手は2016年を振り返り、既視感があるという。 

もちろん、暗黒期の新日本プロレスを支えてきた実績は認める。ただし、現在の新日本プロレスを牽引しているのは自身である。

現在の若手レスラーの給料が支払われているのは、自分の力だと主張する。

ファンが棚橋弘至選手に声援を上げるのは、応援ではなく心配しているからだという。

また、俺のお陰で東京ドームのメインイベントに立つことができることを忘れるなと主張。パワー、スピード、大きな夢。新日本プロレスを世界規模の企業にできたのは自身の力だと続ける。

「棚橋弘至選手はドキュメンタリーや映画で楽しんでいればいい。俺は未来のためにここにいる」。

イデオロギー闘争という触れ込みがあった通り、両者譲らないものがある。

プロレスに品がない

「賞味期限切れ」発言の裏側についてはケニー・オメガ選手のプロレスが食傷気味だという。プロレスは激しく、厳しいものであっても残酷であってはならないというのが棚橋弘至選手の考えだ。

トータルで力のあるケニー・オメガ選手だが「プロレスに品がない」と棚橋弘至選手は言い切った。

これに対し、ケニー・オメガ選手は新日本プロレスの一員として戦っていることに対して光栄だと思っている。しかし、品がないという言葉には意見があるという。

この品が無いプロレスを見て悩んでいた人たちがインスピレーションを受けとり、前向きになったという言葉がある。また、グッズが売れていることやALL INなどもここまで支持派はされないだろうと語る。

また、棚橋弘至選手は相手のやっていることに対して配慮が必要だと思う、と続けた。

新日本プロレスの今

ケニー・オメガ選手は飯伏幸太選手と再会したことでフェイスターンを果たした。だが、飯伏幸太選手をケニー・オメガ選手は利用しているように見えると棚橋弘至選手は言い放つ。

また、プロレスラーからリスペクトを勝ち取ることも重要であると語った。

飯伏幸太選手を自由にした方がいいという棚橋弘至選手のコメントに対し、ケニー・オメガ選手はヒールやベビーフェイスという言葉にどんな意味があるのかと主張する。

飯伏幸太との人間関係は世界を変えるために発信していることだという。

ケニー点オメガ選手は生身の人間がファンと繋がれるようなストーリーを語り続けている。棚橋弘至選手はヒーローのような顔をして、ファンを偽っている。裏側ではポンコツだと言い切る。

ケニー・オメガ、本名のタイソン・スミスとしてファンと繋がり、みんな一緒、みんな一つだと考えている。棚橋弘至選手の言葉はこの意思を否定しているように感じた。あまりにも古い考えだと返す。

また、飯伏幸太選手については彼の成功のためにはサポートを惜しまないと語った。

そして、「エースにヒーローになってもらおう。ケニー・オメガはヒールに徹する」と語った。

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3WAYマッチについて

飯伏幸太選手や『BULLET CLUB』のいざこざは、ファンに伝わる前に戦っている自分たちだけが気持ちよくなっているのではないかと棚橋弘至選手はいう。

また、棚橋弘至選手は昔のケニー・オメガ選手の試合の方が好きだと続けた。あまりにも増えてしまった「WHY」に対し、棚橋弘至は思うところがあるという。

ケニー・オメガ選手は深く考えていないと回答する。これまで伝説的なパフォーマンスを発信してきた。だが、新日本プロレスイコール自分だとは思っていない。

ベルト=新日本プロレスの顔という意味であれば、挑んでくればいい。ただ、棚橋弘至選手がベルトを戴冠した時は新日本プロレスが終わる時、その時自分は別れを告げるだろうと語った。

イデオロギー闘争

2人はまさに水と油。主張の食い違いから、ピリピリとした記者会見となった。

ザ・クリーナーの帰還。ケニー・オメガ選手は棚橋弘至選手とベストバウトをする気すらないのかもしれない。

イデオロギー闘争、ベビーとヒール。進化する2人の戦いの火蓋は切って落とされた。

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