WRESTLE KINGDOM

内藤哲也と飯伏幸太のイッテンヨンについて

内藤哲也と飯伏幸太のイッテンヨンについて。 2020年11月8日。「POWER STRUGGLE」大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 大会の一夜明け会見が行われた。 登場したのは飯伏幸太選手から東京ドームでの挑戦権利証を奪取した“バレットクラブ”ジェ…

高橋ヒロムが獣神サンダー・ライガーを介錯した技のこと

高橋ヒロムが獣神サンダー・ライガーへTIMEBOMB2を見舞わなかった理由についてずっと考えていた。 2020年1月6日、大高体育館にて獣神サンダー・ライガーさんの引退セレモニーが行われた。 新日本本隊だけでなくCHAOSの面々からも花束が贈呈されるというサプ…

“令和のテロリスト”KENTAが大合唱を阻止!外道の狙いとは何だ!?

“令和のテロリスト”KENTAが大合唱を阻止!外道の狙いとは何だ!? 新日本プロレスには“テロリスト”と呼ばれた男が過去にも存在する。藤原喜明さんは冬の札幌で長州力さんを襲撃し、村上和成さんは横浜アリーナで橋本真也さんを襲撃した。 この二つと比べれば…

スターダストプレス炸裂!“二冠王”内藤哲也誕生!

2020年1月5日、いよいよこの時がやってきた。 黒に染まって白を手に入れ、偉業を目指す内藤哲也選手、白を受け継ぎ黒を守り続け、最強を証明し続けるオカダ・カズチカ選手によるIWGPヘビー級ベルトとIWGPインターコンチネンタルベルトのダブル選手権試合だ。…

伝説創るイッテンゴ見どころ&結果まとめ【新日本プロレス】

伝説創るイッテンゴの見どころまとめを書いておきたい。 オカダ・カズチカ 選手以外全ての王者がベルト防衛に失敗するという波乱が巻き起こった2020年のイッテンヨン「レッスルキングダム」東京ドーム大会。 ジェイ・ホワイト選手、ウィル・オスプレイ選手や…

日の当たらないインディー団体という言葉について

「日の当たらないインディー団体」という言葉について僕の感想を書き残しておきたい。 ことのきっかけは2019年1月4日に行われたオカダ・カズチカ選手と飯伏幸太選手による「IWGPヘビー級選手権試合」の入場シーンになる。 個人的に一番好きな実況をする野上…

プロレスリング・ノアの開国と新日本プロレスの海外戦略

プロレスリング・ノアの開国と新日本プロレスの海外戦略について書いてみたい。 年始早々プロレスリング・ノアの仕掛けは止まることを知らない。丸藤正道選手がDDTに上がるのだから、お互いのファンがクロスする瞬間に大きな盛り上がりを生むに違いないと思…

オカダ・カズチカの涙。最強の男の最高のマイクに感情的になった夜

オカダ・カズチカの涙。最強の男の最高のマイクに感情的になった夜2020年1月4日、戦い始めの東京ドームは40008人の満員で初日を終えた。イッテンヨンが終わり、伝説創るイッテンゴへ。ファンの期待を最大限に浴びた“レインメーカー”オカダ・カズチカ 選手は…

なぜ、高橋ヒロムはウィル・オスプレイに勝てたのか?

なぜ、高橋ヒロムはウィル・オスプレイに勝てたのか? 戦いはじめのイッテンヨン。東京ドーム二連戦の初日、第6試合は「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」。王者ウィル・オスプレイ選手VS挑戦者高橋ヒロム選手だ。 高橋ヒロム選手が東京ドームで「IWGPジュニ…

2020年の新日本プロレスを5大ニュースから予想してみる

2020年の新日本プロレスを5大ニュースから予想してみる。 新年一発目の予想系コラム。と、言っても全く突拍子もないことではなく、あくまでもふくせん、フラグが存在しているものについてまとめていきたいと思う。 新日本プロレスの2020年は一体どうなってし…

クリス・ジェリコと棚橋弘至の闘いは「AEW世界王座」へ発展するか?

クリス・ジェリコと棚橋弘至の闘いは「AEW世界王座」へ発展するか? まさに青天の霹靂だった。いや、禁断の果実がぶら下がった状況とも言うべきだろうか。2018年から3年連続で新日本プロレスの東京ドーム大会に出場するクリス・ジェリコ選手が爆弾発言を発し…

石井智宏がEVILへ辛辣な一言「お前終わってんな」

石井智宏がEVILへ辛辣な一言をバックステージで発した。その内容は「お前終わってんな」というもの。 ともすれば刺激的過ぎる一言。だが、僕は中々が結果出せない“闇の王”に対して、“名勝負製造機”から向けられた手荒いエールだと僕は受け取った。 新時代に…

さようならのレインメーカーとブラックライガー

さようならのレインメーカーとブラックライガー。2019年の新日本プロレスを締め括る一撃は黒い獣神への別れとなる惜別の意味が込められていたように思う。 新日本プロレスジュニアを長年牽引し、国内外で爆発的な人気と実績を持つ“世界の獣神”こと獣神サンダ…

なぜ、ジェイ・ホワイトは飯伏幸太を「バレットクラブ」にスカウトするのか

なぜ、ジェイ・ホワイトは飯伏幸太を「バレットクラブ」にスカウトするのか。この理由について考えてみたい。 2018年。飯伏幸太選手は旧友との関係(ゴールデン☆ラヴァーズ)もあり、一時「バレットクラブ・エリート」に身を置いている時期があった。正確に…

高橋ヒロムとベルトさんが530日振りとなる感動の再会!

高橋ヒロムとベルトさんが530日振りとなる感動の再会を果たした。2019年12月19日、新日本プロレスは東京ドーム大会に向けた公開調印式を開催した。 ジンクスを主張した“フィンジュース”ジュース・ロビンソン選手&デビッド・フィンレー選手と“G.o.D”タマ・ト…

棚橋弘至の新コスチュームはゼロワンカラーに!

棚橋弘至の新コスチュームはゼロワンカラーに決定したようだ。 2019年12月18日(水)、「新日本プロレスワールドカフェイベント」がドラマカフェ池袋でされた。 登壇したのは新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材”棚橋弘至選手だ。 迫るイッテンヨン、…

鈴木みのるの名前がない東京ドームは寂しい

鈴木みのるの名前がない東京ドームについて書きたい。 新日本プロレスはイッテンヨン、イッテンゴの追加対戦カードを発表した。イッテンヨンの第0試合では真壁刀義選手&本間朋晃選手の「G.B.H」に野毛道場のヤングライオン辻陽太選手と上村優也選手が合体。…

内藤哲也を応援したくなっている自分に気付く

内藤哲也を応援したくなっている自分に気付く。昨日電車に乗っていた時に、なぜか2018年の新日本プロレス旗揚げ記念日を見直したいと思った。 目当ての試合は「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」“制御なカリスマ”内藤哲也選手と「鈴木軍」“愛を捨てた…

獣神サンダー・ライガーと獅子の血が流れる者たち

獣神サンダー・ライガーと獅子の血が流れる弟たちのエピソードが新日本プロレス公式の特設サイトで公開された。 中でも目を引いたのは新日本プロレス所属レスラーから大先輩である獣神サンダー・ライガー選手のメッセージだ。一言でいうとこれはヤバイ。 獣…

復帰戦 高橋ヒロムと3人の男たち

「復帰戦 高橋ヒロムと3人の男たち」について書きたい。 新日本プロレスにいよいよ高橋ヒロム選手が帰ってくる。 2018年7月7日のアメリカ。「G1 SPECIAL IN SAN FRANCISCO」の「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」で高橋ヒロム選手は宿命のライバルであるリュ…

棚橋弘至がイッテンヨンの主要カードにいないのはやっぱり寂しい

棚橋弘至がイッテンヨンの主要カードにいない現実は中々シビアなものである。 僕が新日本プロレスを好きなった2017年序盤。時代の中心はまさに「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」“制御不能なカリスマ”内藤哲也選手だった。 敢えて言うが今の内藤哲也…

なぜ、プロレス大賞2019のMVPがオカダ ・カズチカだったのか

なぜ、プロレス大賞2019のMVPがオカダ ・カズチカだったのか。結論から言えば納得という言葉しかないわけだが、改めて2019年のレインメーカーを振り返る意味でもこうしたコラムを執筆する今はあると思っている。 まずは、今回の東京スポーツ選定のプロレス大…

タイチのシングルマッチが東京ドームで見たい件

タイチのシングルマッチが東京ドームで見たい件について書きたい。タイトルそのままの内容をつらつらと書いていくので、新日本プロレスファン、タイチファンの皆様、少しだけお付き合いいただきたい。 2019年12月9日。いよいよ新日本プロレス年間最大興行で…

高橋ヒロムとリュウ・リー、そして獣神サンダー・ライガー、佐野直喜のイッテンゴ

高橋ヒロムとリュウ・リー、そして獣神サンダー・ライガー、佐野直喜のイッテンゴについて書きたい。 ライガー最終章がいよいよクライマックスに差し掛かろうとしている。 福岡、広島という自身のルーツを辿るシリーズを終えた獣神サンダー・ライガー選手。…

ザック・セイバーJr.とSANADAの名勝負数え歌はイッテンヨンへ向かうのか?

ザック・セイバーJr.とSANADAの名勝負数え歌はイッテンヨンへ向かうのか? 「ワールドタッグリーグ2019」では惜しくも優勝を逃し、3連覇の夢が途絶えてしまったSANADA選手&EVIL選手。ただし、戦績を見ると優勝チームである“フィンジュース”ジュース・ロビン…

二冠戦という呪いが産んだイッテンヨンの前哨戦感

二冠戦という呪いが産んだイッテンヨンの前哨戦感について書きたい。 内藤哲也選手がぶち上げ、いよいよ東京ドーム2連戦で現実のものになった「IWGPヘビー級ベルト」と「IWGPインターコンチネンタルベルト」の二冠戦。 現在、新日本プロレスは獣神サンダー・…

ジェイ・ホワイトが“二冠王”になった未来について

ジェイ・ホワイトが“二冠王”になった未来を考察してみたい。 新日本プロレスは現在「ワールドタッグリーグ2019」の真っ最中。興行も内藤哲也選手とジェイ・ホワイト選手の前哨戦を除けば全ての試合が公式戦となっており、連日目を見張る試合が行われている。…

新日本プロレス4強によるイッテンヨン、イッテンゴについてまとめてみた

新日本プロレス4強によるイッテンヨン、イッテンゴについてまとめてみた。 二冠統一戦。2020年の東京ドームのメインテーマは内藤哲也選手がぶち上げたものとなった。 オカダ・カズチカ 選手の提案で行われたファン投票の結果、イッテンヨンとイッテンゴで現…

天才・飯伏幸太がオカダ・カズチカをビビらせた日

天才・飯伏幸太がオカダ・カズチカをビビらせた日。2019年11月10日のメインイベント終了後に事件は起こった。 言葉にしてしまえばなんて事はない。2020年のイッテンヨン「レッスルキングダム」の権利証が入ったアタッシュケースを自ら蹴り、ミサイルキックを…

新日本プロレスがイッテンゴに二冠戦を開催する理由とは?

新日本プロレスがイッテンゴに二冠戦を開催する理由とは?その理由を3つのキーワードで考えてみたい。 先日開催されたLINEでのアンケート結果を受け、新日本プロレスが2020年1月5日、「レッスルキングダム」東京ドーム大会でダブル選手権試合の開催を決定し…